“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

第102回「二科展」に。

2017-09-18 23:08:39 | Weblog
 弊社社員から二科展の招待状を頂いていたので、家内と地下鉄六本木駅近くの国立新美術館に出かけた。
 台風一過で気温がぐんぐん上がっている中でしたが、汗をかくことなく乗り換えなしで六本木駅まで。
 徒歩約5分ほどで会場に着く。


六本木国立新美術館の全景。

 二科展は、9月6日から今日18日まで。



 まず、1階の「絵画」の会場に入った。


最終日のせいでしょうか、たいへん多い人人。

 新人の出品者が多いといわれる作品の展示は、絵画、彫刻、デザイン、写真 に分かれ、1階から3階までの会場に所狭しと展示されている。
 「彫刻」の作品以外は、カメラ撮影が禁止。
 ゆっくりと観てまわる。洋画、日本画。 但し、私が好きな風景画は多くなかったので、始めはゆっくりとみていたが、あまりに多いので、だんだんと省きだす。

 好きな「彫刻」の展示会場に入る。
「彫刻」会場ではカメラ撮影OK(但し、フラッシュ、三脚の使用は禁止)なので、多くの方が作品にカメラを向けていた。私もその一人。


文部科学大臣賞を受賞した 佐々木 至氏作「ジャックの場合は」作品。

地面に転がっているものを含めすべて木質。“ジャックと豆の木”を表している作品で、転がっているもの(豆と豆の袋)が心を柔らかくする。


津田裕子作ギリシャ神話の女神の「ニケ」。 小さいものだったが良くできていた。


島田紘一呂作の「PRINCE & PRINCESS」。
 楠片を組み合わせた二匹の猫を表現している。木片で柔らかい感じを醸し出している。

 等々。

 ゆっくり見ていると、たいへん疲れるもの。窓側の休憩室で2回ほど休む。全部はとても見られない。

 2階の「写真の部」の会場に上がる。


写真会場の入口。

 「写真の展示」はこれまた大変な数の作品が展示されていた。

 「写真には大変興味があったので、ややゆっくりと一つ一つを見た。
 鳥の瞬間的作品が多い。「良くとらえたものだ」と声を上げる。「私の今までの作品もこの二科展に入りそうなものがあるかしら?」と家内に向けるが「そうね」というだけで返事なし。
 余談ですが、家に帰って廊下に飾ってある「逗子海岸の夕景」を観て、「これだったら入賞しそうでないか」 と申したら「そうね」だって・・・。

そうそう「写真」の作品の中に勇ましく舞う鬼太鼓の写真があった。作品者は、「野崎洋子(新潟)」となっていたので、佐渡の人かしら? と。
 家に帰って調査したら、「新潟市」の人と判明。残念。 佐渡に旅行した時とらえた一枚だったよう。

 3階の絵画展示室は、さっと観てまわった。それでももう3時間弱を費やしていた。
 足が痛い。家内が持ってきた栄養剤とお茶を飲み一休み。
 3階から下をのぞいたら、ご覧の通り。


 1階に在る喫茶店のテーブルが大変美しく並んでいた。
 国立美術館の階高は、普通のビルとは比べ物にならないほど高いので、3階でも5階ほどの高さから覗いているよう。これも一つの芸術と思う。

 1階の小さな売店で、社員にお土産を買って会場を後にした。

 11月には、日展が開かれる。観たい作品を目標にして先に済ませないと、この年齢では疲れて辛い。





 




 
 

 

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