平成26年3月22日(土曜日)、表参道・新潟館ネスパスに於いて第16回産業振興フォーラムが開催された。
快晴の原宿・表参道通りは、たいへんな人出で、開始時刻までに余裕がなかったので急ごうとしたが人にぶつかるような状況で思うように進めなかった。
表参道通りの人人。
今回のフォーラムに参加・出席した方は、総勢90名余。講演者が、ファッションデザイナーということもあったのでしょうか。今までになく若い人たちが多かった。
挨拶、講演に聞き入る出席者。
定刻となり、先ず坂田首都圏佐渡連合会会長が挨拶。今回のメインテーマで話されるファッションデザイナー・本間正章さんが、日経新聞に紹介されていたことから講演をお願いしたこと等を紹介された。
坂田連合会会長の挨拶。
次いで、国土交通省から出向していた佐渡市役所藤井総合政策監が佐渡の現状と在任3カ年間の想い出について話された。
佐渡の現状については、世界文化遺産(佐渡金銀山遺産)、世界農業遺産並びに世界ジオパークの三つの世界遺産登録を目指していること、佐渡市市制施行10周年記念式典が行われたこと、合併10年まで行われていた交付金が途絶えることによる佐渡市の財政について 等を話された。
藤井総合政策監が赴任して3年経過、この3月末で本庁に帰られるとのことから、3年間家族ともどもお世話になったこと、新潟県との折衝での苦労等の思い出を話された。
最後に佐渡に来て感じたことを次のように話された。
「佐渡の人は、謙虚すぎる、佐渡のPRが少ないように思う」
「もっともっと郷土愛を育むべきではないか」
3年間佐渡市に在籍して感じたことを話される藤井総合政策監。
第1部に入り、マスターマインド・ジャパン デザイナー本間 正章さんの講演が始まった。バックに、ファッションステージ会場の映像が流されて講演。
ファッションデザイナー本間さん。
本間さんは、佐渡市両津夷出身で両津高校を卒業後1年間イギリスに留学。先ず自分の家庭環境等生い立ちについてから話が始まった。
高校時代からファッションに興味を持っていたこと、大学に行く代わりにイギリスに留学させてもらったこと、日本とイギリスは同じ島国でありながら考えの違いはどこから来るのか 等を勉強したかったこと 等。
このイギリスでの1年間の経験から、個性を表現することに大きな違いがあることに気付き、それがこれからの仕事に大変役立ったとのこと。
日本に帰ってから会社を立ち上げるまでの苦労話、そしてアメリカのバイヤーに出合い、一般に考えられる会社運営方法(大量生産販売)から真逆の方向に走ったこと。
日本の生地・技術の素晴らしたさを表面に出し、価格もそれなりの価格とした。(たとえばTシャツ1枚5万円など) 利益追求型の経営を進めなかった。
俳優の木村卓也氏が、自分のデザインのものを着てくれたことから会社は一気に飛躍。しかし、生産量を増やすことをせず逆に貴重品となるよう最小限の数しか作らなかった。
客を最優先する考え、取引先を第1として常に自分に対して厳しくしてきた。どれだけ正直にやっていくかが会社のモットーである。そして、ピークの時に一時休止したいと思い、2013年(開業15周年)に会社を休止、現在に至っている。今後については現在白紙であるとのこと。
最後に、彼は若い人たちへのアドバイスとして、「言葉と挨拶」が人生の中で一番大事なことであること、挨拶一つで人生が変わること を経験例をあげて述べ、講演を閉めた。
第二部は、佐渡市教育委員会 社会教育課ジオパーク推進室室長の野口敏樹さん(佐渡市両津湊出身)が「佐渡ジオパークってなあに?」をテーマーとして世界ジオパーク登録への取り組みと特に加茂湖ジオサイトについてスライドを使って詳細に説明され、世界登録への協力を呼び掛けた。
講演される野口室長。
佐渡市が目指す三つの世界遺産登録の関連について話す室長。
定刻の17時過ぎに講演関係はすべて終了。会場をB1に移し、懇親会が開催され、出席者の皆さん和気あいあいで話が弾んでいた。
懇親会情景。
約2時間もあっという間に過ぎ閉会、散会した。
快晴の原宿・表参道通りは、たいへんな人出で、開始時刻までに余裕がなかったので急ごうとしたが人にぶつかるような状況で思うように進めなかった。
表参道通りの人人。
今回のフォーラムに参加・出席した方は、総勢90名余。講演者が、ファッションデザイナーということもあったのでしょうか。今までになく若い人たちが多かった。
挨拶、講演に聞き入る出席者。
定刻となり、先ず坂田首都圏佐渡連合会会長が挨拶。今回のメインテーマで話されるファッションデザイナー・本間正章さんが、日経新聞に紹介されていたことから講演をお願いしたこと等を紹介された。
坂田連合会会長の挨拶。
次いで、国土交通省から出向していた佐渡市役所藤井総合政策監が佐渡の現状と在任3カ年間の想い出について話された。
佐渡の現状については、世界文化遺産(佐渡金銀山遺産)、世界農業遺産並びに世界ジオパークの三つの世界遺産登録を目指していること、佐渡市市制施行10周年記念式典が行われたこと、合併10年まで行われていた交付金が途絶えることによる佐渡市の財政について 等を話された。
藤井総合政策監が赴任して3年経過、この3月末で本庁に帰られるとのことから、3年間家族ともどもお世話になったこと、新潟県との折衝での苦労等の思い出を話された。
最後に佐渡に来て感じたことを次のように話された。
「佐渡の人は、謙虚すぎる、佐渡のPRが少ないように思う」
「もっともっと郷土愛を育むべきではないか」
3年間佐渡市に在籍して感じたことを話される藤井総合政策監。
第1部に入り、マスターマインド・ジャパン デザイナー本間 正章さんの講演が始まった。バックに、ファッションステージ会場の映像が流されて講演。
ファッションデザイナー本間さん。
本間さんは、佐渡市両津夷出身で両津高校を卒業後1年間イギリスに留学。先ず自分の家庭環境等生い立ちについてから話が始まった。
高校時代からファッションに興味を持っていたこと、大学に行く代わりにイギリスに留学させてもらったこと、日本とイギリスは同じ島国でありながら考えの違いはどこから来るのか 等を勉強したかったこと 等。
このイギリスでの1年間の経験から、個性を表現することに大きな違いがあることに気付き、それがこれからの仕事に大変役立ったとのこと。
日本に帰ってから会社を立ち上げるまでの苦労話、そしてアメリカのバイヤーに出合い、一般に考えられる会社運営方法(大量生産販売)から真逆の方向に走ったこと。
日本の生地・技術の素晴らしたさを表面に出し、価格もそれなりの価格とした。(たとえばTシャツ1枚5万円など) 利益追求型の経営を進めなかった。
俳優の木村卓也氏が、自分のデザインのものを着てくれたことから会社は一気に飛躍。しかし、生産量を増やすことをせず逆に貴重品となるよう最小限の数しか作らなかった。
客を最優先する考え、取引先を第1として常に自分に対して厳しくしてきた。どれだけ正直にやっていくかが会社のモットーである。そして、ピークの時に一時休止したいと思い、2013年(開業15周年)に会社を休止、現在に至っている。今後については現在白紙であるとのこと。
最後に、彼は若い人たちへのアドバイスとして、「言葉と挨拶」が人生の中で一番大事なことであること、挨拶一つで人生が変わること を経験例をあげて述べ、講演を閉めた。
第二部は、佐渡市教育委員会 社会教育課ジオパーク推進室室長の野口敏樹さん(佐渡市両津湊出身)が「佐渡ジオパークってなあに?」をテーマーとして世界ジオパーク登録への取り組みと特に加茂湖ジオサイトについてスライドを使って詳細に説明され、世界登録への協力を呼び掛けた。
講演される野口室長。
佐渡市が目指す三つの世界遺産登録の関連について話す室長。
定刻の17時過ぎに講演関係はすべて終了。会場をB1に移し、懇親会が開催され、出席者の皆さん和気あいあいで話が弾んでいた。
懇親会情景。
約2時間もあっという間に過ぎ閉会、散会した。
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