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改組 新 第3回 「日展」 を鑑賞

2016-11-08 11:16:26 | Weblog
 11月7日(月曜日)、首記「日展」を鑑賞してきました。



 今回、佐渡出身の同級生 篆刻家 柳 濤雪 さんから、また、知り合いの弁護士から入場券を頂きましたので、国立新美術館まで出かけてきました。
 柳 濤雪さんは、すでに日展で特選2回、入選10年以上続いている大先生。柳さんから「11月7日、14日、24日は、手伝いで会場に行っているから・・・」とのお誘いで、昨日伺いました。同期の友人と一緒に行く予定でしたが、風邪でダウン。

  天候に恵まれて、国立新美術館の建物がまばゆく輝いていたので毎年のことですが、ご紹介します。


地下鉄六本木駅から5分ほどにある国立新美術館。自宅近くの駅から乗換なしで六本木駅まで行けるのでありがたい。

 美術館に入ると1階「日本画」の展示場から始まるが、まず、柳さんの作品が展示してある3階「書」の部屋に入った。

土曜日日曜日は混雑のため、撮影禁止となっているが、ウイークデーは、あらかじめ申し出れば撮影OKですので、趣味のために撮っておきたい方は、ウイークデーを選んだほうが楽しいです。今日は、撮影許可され、腕に青いテープを巻いた人が多くみられた。


「書」の12展示室。

 柳さんの作品をすぐに見つけた。


柳さんの作品「石女起舞」と表題がつけられている。素晴らしい大きさ。

 しばらくしたら、柳さんが他の先生と見えられ、ある作品の感想を述べられたので、横で聞かせていただいた。柳さんの感想に「なるほど」と私もやや理解できた。
 柳さんは、一度その先生と展示の他のほうに行かれたので、しばらく付近に居たら、若い学生風の女性が、柳さんの作品を数枚カメラに収めていたので、「柳さんと何か関係があるんですか」と声をかけてみた。
 彼女は、「一般の書の中で「篆刻」が細かい技術を駆使していることに興味が沸いている」とはきはきと話したので、私から「もし、よければ柳先生を紹介しましょうか」と。遠慮しながら大変うれしそうな顔をしていたので、彼が帰ってくるまで、この展示室をぶらぶらしていた。彼女も近くでぶらぶらしていた。
 柳さんが帰って来てくれたので、その学生を紹介。 学生さんは、○○大学の4年学生と自分を紹介。柳さんは、その大学の書(篆刻)の先生をよく知っていて、話しが弾む。柳さんが名刺を渡したら(私から柳さんにお願いした)、満面の笑顔を浮かべて手を差し出していた。 自分もよいことをしたとうれしく思った次第。


作品の前での柳さん。

 柳さんは、今日らくらく鑑賞会の説明員で助勤とのこと。忙しく立ち廻っていたので失礼して、彫刻、工芸美術の部屋から廻り始めた。
 特に佐渡出身の方の作品を探した。


彫刻展示室の情景。


親松英治先生の作品。「ロレートの聖母}(木彫)


林 昭三先生の作品。「心模様」(石膏)


工芸美術の部屋へ。


工芸美術の部屋の情景。


宮田先生の「月とあそぶⅡ」(鍛金・鋳金)。


本間秀昭先生の「流紋・2016」(竹)

 次いで絵画「洋画」の部屋を廻った。「洋画」、「日本画」の部門には、佐渡出身の人を知らないので、自分の趣味の合うものを中心に観てまわった。


「洋画」の部屋の情景。




素晴らしい色彩を放っていた作品。

出来尾裕子さんの作品「尋海神」(広島)。


たぶん佐渡の赤玉を描いたと思われる作品、理事・審査員 福田千恵の「我がいし」(東京)


新潟の人と紹介されていた児玉誠司さんの作品「寒晴」(新潟県、入選)。

 佐渡出身の先生方の作品や自分の趣味に合ったものを主に観てまわったが、館に入ってからもう3時間近くになっていた。時々、廊下で休みましたが、3日連続の外出で、とても疲れました。
 毎年、素晴らしい作品を鑑賞できることは、ほんとに幸せ。
 日展は、10月28日から始まったが、12月4日まで続きます。未だ、ご覧になっていない方は、ぜひ足を運んでください。何か得るものがありますよ。
 











 
 
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