独り言をいう人

最近はあまりいわなくなりましたが、以前（ガッコーにいた頃、だと思います・
・・）は割と独り言を言っていたものです。比較的他人との交わりもなかったの
だろうとは思うのですが、半ば無意識だったのだろうとも。

勤め始めてからはいつの間にかあまりそういうことを言わなくなっていたもので
すが、たまに「あれ？これはなんだっけ？」とか「しまった・・・！」など、思
わず口から出る言葉はまま、あるもの。

ところがまあ、世の中にはやっぱりそういう人というのは普通にいらっしゃるの
でしょう。しかもそういうのは立場は関係ないのだなあと認識させられます。自
分のイメージではどうも自信がないからそういうことを口にすることで自分自身
で確認行為をして、安心させるということなのかなあと思うのですね。だから表
情もそれなり、というのかなあというものでした。
が、なんだか大声でブツブツ云っているんですよ。これがまぁ、結構職場では立
場がうえの方なのですねえ。表情も基本的には「自信ありげ」ですし。
でも「うえ」と雑談しているときに「あのヲッサン、どういうところで琴線に触
れるかよくわからん」なんていう話題がでます。つまり、実年齢に比して情緒の
安定感に欠けるところがあるのではないのかと。

そもそも第一印象が「雰囲気は『ルー大柴』だな」というものだし。
ルー大柴さんは、いかにも「オレさま万能！みんなオレについて来い！」という
ものでありながら、それがいかにも空回りしてかえって虚勢を張っていることを
強調しているという非常に稀有の芸風をお持ちの方なのかなあとイメージ。万人
に受けるものかどうかは別にして、ですよ（笑い）。まま、素のルー大柴さんはそういうことはないと思うのですが。

そういうことなので、こう、独り言ってのはあまりいいイメージじゃないなあと
自省すること頻り、なわけですねえ。