ぼんに吹く今日の風

ボンクラ脳みそをかすめたちっちゃなお話しざんス

東京タワー

2016年02月24日 12時03分13秒 | 日記
寒い朝でした・・
ジョギング中に見る比叡山は雪模様・・時折、雪雲からこぼれ落ちるみぞれの粒・・・
最近、ジョギングのコースを少し変えました。いつものスタバもご縁なし・・・何だか、自分の周りの雰囲気も変わってきました。
加齢とともに、色んな事が見えてしまう・・そんなふうに思えてしまいます。「色んな事が見えてしまう」は、素晴らしいことだけではないように思うのです・・・反対に「悲しいこと・・」なのかも知れません。子供の頃、社会の仕組みや、複雑に絡み合う関係なんて全く気にもしないで過ごしました。家でも、そんな自分を心配する親の気持ちを考えたこともなかったし・・それが当たり前のことだったように思うのです。
コブクロの「蕾」が主題歌でテレビでも放映されていた、リリー・フランキー著の「東京タワー」を部屋で見つけて読みました・・・
以前、ブログにも書きましたが息子が東京で就職するとき、数日後から始めなければならない生活の準備をワッセワッセ・・と済ませた帰りの新幹線・・ipodから流れる曲が「蕾」でした。状況は少し違うのですが、色々なことがボンクラ脳みそを駆け巡り、これから始まる息子の生活の心配と、輝いてほしい未来への願い・・そんなことが「東京タワー」と重なり涙が流れたことを思い出しました。
老眼が進んだ影響だと思っていたのですが、やたら情景描写が多い作品だと感じたのです。状況が判り過ぎる文章なのです、言い換えれば・・・しつこい文章なのです。
・・しかし、なぜだか涙が流れてしまうのです。家族との関係が終わる時は必ず生じます。もちろん、そのことは悲しくて辛いこともあるでしょう・・しかし、それだけで流れる涙ではないように思うのです。
始めに書きましたが、小さいときは親が子供を心配する・・子供はそんな親の気持ちを理解することはない。しかし、今では親が子供を心配する量と同じだけ子供も親を心配している・・・ということに気づいています。ですから、「東京タワー」の文章が良く理解できるのです・・心にスゥ~~っと入り込むのです。夜中、真っ暗な部屋で明かりも点けなくても整理ダンスの引き出しや床に脱ぎ捨てたスリッパの位置が解るのと同じようように理解できるのです。
この歳になって色んな事に気づきます。喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのかは判りません・・・ハイ・・

「心の中の気掛かりは 相手のソレと同じ量 流れる涙は眼薬でごまかす」:ぼん 
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