ペダルマン's

Silver Wings

Silver Wings をはじめ,数々のヒット曲をとばし続けてきた Merle Haggard だ。79歳で天国に……(アメリカを代表するカントリー歌手である)
そのニュースを知り,You Tubeで再度聴きなおした。なにしろ,自分のバンドで取り上げる曲の柱でもある。考えてみたらバンドのレパートリーの中にたくさんある。60年に及ぶキャリアの中で30回以上、全米ナンバーワンヒットを記録した大物アーティストである。Okie from Muskogee なんかテーマのように演じている。んなら,一時は日本製のエクセル・ペダル・スティールを弾いていたこともある Norm Hamlet (写真 一番左)も高齢なんだろうなぁ。この写真は若かりし頃のものであるが,今は頭が真っ白だもんなぁ…でも,同じペダルマンとして元気に活躍をし続けてもらいたい。(楽器のセッティングと撤収は重たくてたいへんだが,ステージに上がってしまえば,ずっと座っていられるから楽?いや楽なことはない(;´∀`)綺麗なメロディラインや和音を追求し続けているネ)頑張れ!
futabaアメリカン・カントリーをひたすら追いかけていた時(学生の頃)は,Merle Haggard の良さがあまりわからなかった。しかし,その曲を実際に自分たちが演奏して歌うとなると,内容が頭に入ってくる。手前味噌になるが,わがバンドのヴォーカリストはハートフルである。歌詞の内容をよく理解してメンバーに噛み砕いて教えてくれ,楽器の音色にも『こんな気持ちを表現するよう演奏してくれ』と伝えてくるなんざぁプロだね。そういやぁ,タイトルのsymbol7Silver Wings は得意な曲だなぁyellow16
futaba子どものころに父を亡くし,家出をしたほか,後には刑務所で服役。酒を飲みパーティーに繰り出す。5回の結婚も経験。そんな人生がそのままたくさんの曲になっているわけだから,聴く人の心に響くはずだ。ジョニー・キャッシュ・ショーへの出演が舞い込む。そこでハガードの前科を知るキャッシュは、『観客の前で自らの過去を話せないか』というとんでもない依頼を持ちかけた。『嫌だょ。』と言ったのに,キャッシュを尊敬していた彼は少しずつ心を動かされ、その通りにした。そして彼は観客や視聴者に受け入れられたわけだ。人生そのものが歌として人々の心にしみ込んでいったんだなぁ。
                R.I.P. Merle Haggard


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