渋茶を飲んでいたら突然天の声が聞こえた。
「pecoよ!peco!」
あ、この声はほんのときたま私に降りてくる
『おかたづけの神様』だ。
「かたづけよ、peco。とりあえずは、パソコン周りから手をつけよ。」
年に何度か、こうして唐突に私には
『おかたづけの神様』が降りてくる。
そうなると私は、全てを放りだしてかたづけたくなる。
そしてそんな時は、いろいろアイディアが浮かんでくる。
それは『おかたづけの神様』が、耳元で囁いてくれるかのように、
こうしたらどうか?ああしてみたらどうかと頭に浮かぶ。
勢いに乗り、パソコン周り、ソファ脇のサイドテーブル周り、
さらにその横の棚のわんこグッズ収納を片付ける。
『おかたづけの神様』が降りていらっしゃる間に、
できるだけのことをする。
めったに降りていらっしゃらないので、
今がチャンスなのだ。
そして、この神様は気まぐれで、飽きっぽいので、
いつ降りていらして、いつ去っていかれるか分からない。
今日は結構長居をしている。
よしよし、では台所もこの際手をつけるか。
さてと。
鍋や、買い置きの食品、乾物類などの収納を見直そう。
とりあえず戸棚の中身を全部出した。
いるものといらないものを区分けする。
長い間使っていなかったものは思い切って処分しよう。
思ったよりたくさんの物が入ってるもんだなぁ。
ふむふむ。
と、この時。
『おかたづけの神様』が、唐突に
「さらばじゃ~」と去っていった。
え、そんな殺生な。神様!
このぶちまけられた台所の戸棚の中身はどうするんです!
「あとは、自分の力でやるのだ、フォッフォッフォッ。」
気まぐれで、根気のない神様が去り、
残ったのはおびただしい量の様々な台所用品と食品と、
やる気のない抜け殻になった中年女だけ。
しかし、一度出したものはとりあえずしまわないことには、
食事の支度もままならない。
もう何もアイディアも出てこない。
出るのはため息だけである。
そして、『おかたづけの神様』と入れ違えに降りて来たのは、
『睡魔』の大魔神だった。
睡魔の大魔神と、熾烈な闘いをしつつ、
なんとかかんとか台所を片付けた。
今度神様が降りてくるのはいつなのか、
それは誰にも分からない。
「pecoよ!peco!」
あ、この声はほんのときたま私に降りてくる
『おかたづけの神様』だ。
「かたづけよ、peco。とりあえずは、パソコン周りから手をつけよ。」
年に何度か、こうして唐突に私には
『おかたづけの神様』が降りてくる。
そうなると私は、全てを放りだしてかたづけたくなる。
そしてそんな時は、いろいろアイディアが浮かんでくる。
それは『おかたづけの神様』が、耳元で囁いてくれるかのように、
こうしたらどうか?ああしてみたらどうかと頭に浮かぶ。
勢いに乗り、パソコン周り、ソファ脇のサイドテーブル周り、
さらにその横の棚のわんこグッズ収納を片付ける。
『おかたづけの神様』が降りていらっしゃる間に、
できるだけのことをする。
めったに降りていらっしゃらないので、
今がチャンスなのだ。
そして、この神様は気まぐれで、飽きっぽいので、
いつ降りていらして、いつ去っていかれるか分からない。
今日は結構長居をしている。
よしよし、では台所もこの際手をつけるか。
さてと。
鍋や、買い置きの食品、乾物類などの収納を見直そう。
とりあえず戸棚の中身を全部出した。
いるものといらないものを区分けする。
長い間使っていなかったものは思い切って処分しよう。
思ったよりたくさんの物が入ってるもんだなぁ。
ふむふむ。
と、この時。
『おかたづけの神様』が、唐突に
「さらばじゃ~」と去っていった。
え、そんな殺生な。神様!
このぶちまけられた台所の戸棚の中身はどうするんです!
「あとは、自分の力でやるのだ、フォッフォッフォッ。」
気まぐれで、根気のない神様が去り、
残ったのはおびただしい量の様々な台所用品と食品と、
やる気のない抜け殻になった中年女だけ。
しかし、一度出したものはとりあえずしまわないことには、
食事の支度もままならない。
もう何もアイディアも出てこない。
出るのはため息だけである。
そして、『おかたづけの神様』と入れ違えに降りて来たのは、
『睡魔』の大魔神だった。
睡魔の大魔神と、熾烈な闘いをしつつ、
なんとかかんとか台所を片付けた。
今度神様が降りてくるのはいつなのか、
それは誰にも分からない。