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↓「このタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たいした意味はありません。身内から出たネタです。すいませんm(_ _)m

野球つながり

2006年11月13日 | SATOKO
先日の日曜日のお昼頃、お茶当番だった私は、午後からの練習試合のためのコーヒーをドリップしていた。
そこへMコーチから連絡がはいった。
ケンが吐いたという事だった。
「おなか痛いとかいってたからなー」と思って迎えに行き、だるそうなケンのユニフォームを着替えさせ「ちゃんとねてなよ!」と言い残し、再び学校へ向かった。
夕方帰ってきたら、結構元気で「おなかがすいた」といって、晩ご飯には、エミリンあんどYUKKY手作りのたこ焼きを、バクバク食べている。なんだ、調子いいじゃんと思っていたら、今日、学校から帰ってきて熱をはかると、37度ちょっとある。普段ならば、37度ちょっとくらいでは医者に連れてはいかないが、本当に残す試合がすくなくなってしまったケンに、一つでも多く万全の体調で出させてやりたい。そこで、大急ぎで晩ご飯のカレーをつくり、いつも夕方行けばたいてい空いている(失礼!)「Tクリニック」に連れていった。
案の定5分くらい待っただけですぐに名前を呼ばれた。
診察室に入って先生にケンの体調を話した。
「今現在、食欲もあるんだったら、治りかけかもしれませんねー」
「実は、週末に野球をやっていて、あと残り試合も少ないので、休ませたくなくて早めにつれてきたんです」
「えっ?どこのチームなの?」
「A市のSクラブです」
「へ~そうなんだ!実は私も昔、コーチとか、たまには監督もやってて・・」
「えっ?どこのチームですか?
「T市のTKクラブです」
「わ~~、この間試合させてもらったんですよ~。勝たせてもらいましたけど・・」
「今は誰が監督やってるんだろうなー?」
「あっ、偶然私写真持ってるんですけど見ます?」(待合室で時間があったら見ようと、たまたま前の試合の写真をもってきていた)
「どれどれ?」
「これこれこの人です」
「わ~ちょっと知らないな~。それにTK今こんなユニフォームなの?」
「先生何年くらい前に、コーチしてたんですか?」
「今20歳の息子が小学生の頃だから、え~~っと~~」
「え~そんな前だったら変わってるかもしれませんよ~」
「この写真、お母さんが全部撮ったの?今はデジカメがあるからいいよねー。僕らの頃は、フィルムだったから、どれだけパーにしたやら・・」
「でも、野球っておもしろいですよねー」
「そうだねー、やっぱ少年野球といえども見てるとはまっちゃうねー。けど、お母さん達も大変でしょ~」
「そーなんですよー、お茶当番とかあるし。暑くても寒くてもやっぱ応援にいっちゃいますからねー」

こんな感じで、ケンの診察はものの3分ぐらいで終わったにもかかわらず、野球トークは高校野球話でまた盛り上がり、ちっとも診察室から出てこない私達を心配して、看護婦さんがのぞきにきて、
「じゃー、一応お守り代わりに薬だしときますんで、頑張って下さい。」で、やっと診察室をでた。
思いっきり笑顔で出てきた私の顔を見て、会計待ちをしていた他のお母さん達が不思議そうに見ていた。

結局ケンの症状は大した事なさそうで、帰ってから、カレーライスを2杯も食べ、鼻歌をうたいながら風呂にはいり、自分の部屋に上がっていった。

普段ちょっと怖そうだなーと思ってたお医者さんとこんな風に楽しくトークができてなんだかおもしろかった。野球好きの人はどこにでもいるもんですねー。

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2 コメント

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わかるー (シホ)
2006-11-14 15:35:33
息子の野球がきっかけになって、野球話についていけるようになったのは、確かに話題が増えた気がしますね。それに意外なところに野球ファンがいる。
今日、教育評論家S藤次郎さんが一家でドラゴンズファンであることを知った。
なんでも優勝と同時に赤飯を炊き、喜びをわざわざ宅急便でお届けしているらしい。わざわざ関東から届く赤飯宅急便てなんかすごい。
人生に勝ち負けなんてないんだよと日頃はお話しているだろうにね。
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すごい! (satoko)
2006-11-14 22:04:09
赤飯宅急便とはすごい!プロ野球のファンって、やっぱ実生活とかけはなれた部分で、応援してるのかもね。しかし、野球少年にとっては、夢であり、あこがれであり、しっかり現実の世界のヒーローなんだろうなー。
私とシホさんも出逢いは「野球つながり」ですよね。今年にはいって、「野球つながり」で友達がふえました。親も結構少年野球の出逢い、楽しんでいます。
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