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↓「このタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たいした意味はありません。身内から出たネタです。すいませんm(_ _)m

直感

2006年08月11日 | SATOKO
昨日の夜、お風呂から出てきたらテレビがつけっぱなしだったので、なんとなくそのまま見ていた。NHKの「プロフェッショナル」という番組で、その日のテーマは「ひるまず壁に立ち向かえ~プロフェッショナルの逆境克服法~」だった。途中から見ただけなのだが、現在それぞれの分野の第一線で活躍している人たちが、そこにたどりつくまでに、様々な逆境をどんな風に克服してきたのか、という内容だった。
その番組のテーマソングを歌っている「スガシカオ」についてもやっていて、彼は、もともとサラリーマンで趣味で音楽をやっているだけだった。失恋をきっかけにはじめて作詞作曲を手がけ、試しにいろんなオーディションに曲を送ってみた。ほとんど反応がなかったが、たった一人の音楽プロデューサーが「一緒にやろう」といってくれて、会社をやめ、ミュージシャンの道に進む事になる。しかし、CDデビューも決まらず、父親が亡くなり、収入もほとんどなく、食べるものはお米だけという生活が続いた(ご飯のおかずにするものも買えず、何か味がする物が食べたいと、胃薬をふりかけがわりにして食べた事もあったらしい)
そんな生活をしてまで、どうしてミュージシャンになる事をあきらめなかったのか・・

それは「絶対自分は才能がある。ミュージシャンになれる」という「直感」を信じた、ただそれだけだったらしい。

自分が何かに迷った時、「直感」だけで全てを決めてしまうのは、ちょっと怖い気がする。もっとちゃんとした理由を見つけて、最悪の事も考えて、その上で決めなきゃと思う。
しかしその番組の司会者「茂木健一郎」がいうには、「直感」とは「自分の経験や価値観、思いなどを、総合的に脳が無意識に判断してだした答え」らしい。
そんな風に言われると、なるほどもっと自分の直感を信じてもいいのか、なんて思う。いや、もっとさまざまな経験をして、もっといろいろな物を見聞きしてからの、脳の判断じゃなきゃ、信用できない、とも思う。
すでにこの段階で私は「直感」を信じていいかどうかの判断が「直感」で決められていないわけだ。・・ん?何を言ってるのかわからなくなってきたぞ・・

「人生の岐路に立たされた時」みたいなすごい状況は別として、はじめて会った人を見て「おっ、なんかこの人とは気があいそう」みたいな直感は私にもあると思う。そして、案外その私の「直感」はあてになっている。この直感は小学校の頃からのものだから、さっき言ってた脳の経験値とは関係のない「直感中の直感」なのかもしれない。・・ん?また何を言ってるのかわからなくなってきたぞ・・

だれにでもある事なのかもしれないが、
私はこの自分の「直感中の直感」(?)のおかげなのか、ほんの数回会っただけの人と急速にうち解けあえる事がある。それはもちろん相手の人の直感も働いていないとだめなんだろうけど・・でもそれはすごくうれしい瞬間で「めぐりあい」なんてロマンチックな言葉がぴたっときたりする。

話をもとに戻すと、多分私は、逆境に出会った時に、スガシカオの様に自分の直感だけを信じぬいて逆境を乗り越えるなんて事はできないだろう。
誰かに相談したり、誰かの言葉を支えにしたり、そんな風にしか乗り越える事はできないような気がする。でも、もうそろそろ、これだけはゆずれない、これだけは自信がある、これだけはこだわる、みたいなものがないといけないのかなーなんて思ってる。

たまったま見たテレビ番組だったんだけど、あれこれ考え込んでしまった。
この番組に出会ったのもこんな風に考えさせるための「めぐりあわせ」?
いやいや、単なる、ちょっと飲み過ぎの「考える人」?











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1 コメント

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嗅覚! (シホ)
2006-08-11 23:53:45
なんかすっごく、わっかるうー!と言いたくなりました。むむっ、この人、なんか同じ匂いするぞ!って、嗅覚がはたらくとき、不思議とありますね。

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