教会コンサート

2011-10-04 23:38:18 | インポート

10月4日はアシジの聖フランシスコのお祝いの日。というわけで霊名にアシジのフランシスコをいただいている当方(正式にはフランシスコとマリア様でfrancisca.mariaだが)、風邪気味で、どうしようかと迷ったもののやっぱり夕方のミサに出かけた。昨日もこれで調子が悪くて、せっかく赤羽教会の聖フランシスコ帰天祭のほうに行こうか、カテドラルのコンサートに行こうかと迷っていたのがどちらもだめで早々と寝込んでしまったのだった。

カテドラルには行けなかったが、同じ東日本大震災チャリティーのパイプオルガンコンサートが今日は四谷で行われることはわかっていたので、夕方のミサに行き、そのままその後のコンサートを聴くことにしたわけだ。これが実に行ってよかったと思う、なかなかのすばらしいコンサートだった。

演奏者のホセ・エンリケ・アヤラ・ハルネ師はスペインの高名な演奏家で今回の東日本大震災のために各地の教会でチャリティ・コンサートをしてくださっている方だ。

四谷の教会は駅のすぐ前で場所もよいので人も多く集まるから、海外からの聖歌隊や合唱団のコンサートなども時々あるが、今日のパイプオルガンにはちょっと驚いた。繊細な響き、激しい音色、なんとも多彩な音。この方はパイプオルガンで説教をし、パイプオルガンで宣教をしているのだという気がした。しかも、やたら抹香くさい如何にも教会音楽でござい、というのではないから参ってしまった。アンコールに応えての何曲かのポピュラーな曲がまた、こんなのパイプオルガンで弾けるのかというような曲が流れてきたのには本当に驚いた。いかにもスペイン人だなあ。

聖歌隊席で師のそばであれこれ手助けのようなことをしていらっしゃった教会の首席オルガニストの浅井さんも忙しかったのではなかろうか。とにかく行ってよかった。今週は金曜日の夕方のミサの後に初金聖歌隊の歌と祈りの会もあるそうで、聞きにくるようにと誘っていただいたからそれも行ってみようかと思っている。あれ、その翌日の土曜日のミサと練習は新垣壬敏先生の指揮だった。まじめに行こうっと。


コンビニさまざま

2011-10-03 11:29:04 | インポート

初めてインターネットを使っての買い物をしたのが忘れもしないセブンイレブンとアマゾンの通販で、実はいまだに一番よくお世話になっている。今回格安で、まあまあのパソコンを見つけたのもアマゾンだ。アマゾンさまさまだ。

しかし、今回は支払いで代引きがきかず、アマゾンギフト券というのを初めて利用してみた。クレジットカードどころではない状況ではありがたい方法だ。ところが、実はこれがあまり簡単ではなかった。どこのコンビニでも簡単にとは行かないことがよくわかった経験だった。

一番近いセブンイレブンに行ってみると、おばさんの店員さんではわからなくてここはだめ。次はローソンならアマゾンの荷物を受け取れるくらいだから、当然ギフト券もあるだろうと思って駅前まで出かけて一番大きいローソンに行ってみたのだが、ここがまた金額分のギフト券がなくて、不足分を買うために別のコンビニめぐりをしてしまった。

前々からわかっていたのだが、おばさん店員さんだったらこれは話が通じないからだめと思っていたほうが早い。若い店員さんでも機械を扱いなれていない人はだめ、というわけで、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、散々あるいて、これはもう青梅街道沿いのコンビニをまわってみるしかないかと方向を変えた時、ふと、いつもは場所が中途半端なのであまり入ったことのない大きなセブンイレブンが目に付いて入ってみたところこれが大正解。

ちゃんと機械のことがわかっている店員さんがいて、セブンイレブンの万能コピー機の機能をつかえばあっというまにアマゾンギフト券も手に入る事がわかった、こちらを知っていたらカードを何枚も買わずに済んだのに残念。次は必ずこちらで買おうと決めた。

他の商品はどこのコンビニもそんなに品揃えに差はないように思うが、ネットやデジタル機器の関係となると店員さんの知識の有り無しでとんでもない差がでてくるようだ。(言ってなんだが、まるでショップでスマホを買うときと同じようだ)

とにかくこれでパソコンも代金の支払いは済んだので、どんなに遅くなっても来週いっぱいにはくるはず。やれやれだ。


10月は「相棒」が始まる

2011-10-01 13:26:26 | インポート

ツイッターのお友達の如月さんが、今月は「相棒」が始まるのが楽しみだとおっしゃっておいでなので、久しぶりに相棒とか水谷豊さんや関係者の方々のはなしでも書いてみましょう。

如月さんはカトリック信者の女性で、しっかりと落ち着いた世代の方です。実を言うと彼女が「相棒」が楽しみというのにはびっくりしました。だって、普通カトリックのご婦人方ってそんな話題はほとんど言わないではありませんか。その言葉で倍も気に入ってしまいました。

我が家にはテレビは置かない主義なので、たぶん実際に見るのは少し遅れた頃になると思います。なぜなら、せっかくワンセグ内蔵のDVDプレイヤーなども買ってみたものの、なんと我が家は非常に受信に不適な場所で、ぜんぜん映りません。ケータイのワンセグも似たようなもので、あてにならないのです。

そんなわけで、相棒は全巻ほとんど、ご近所のレンタルショップで借りたり、パソコンで見たりしたのです。そこまでして普段テレビは見ない私が夢中になって見ようとするくらいですから、本当に面白い作品だということではないでしょうか。知り合いの奥様方は韓流メロドラマで同じような反応をしていましたが、あちらについてはいったいどこがいいのかさっぱり理解できませんね。

気にいると出演者の俳優さんたちから、脚本、音楽、何から何まで調べてみるほうなので、、当然主演の水谷さんや、他の俳優さんたちについても細かくみているうちに、懐かしい懐かしい昔のグループサウンズの時代(こちらは十代、二十代でしたっけ)のスターだった方達が映画、演劇のほうに移っていったことが、背景に見えてきました。いやはや懐かしい。

ジュリー、サリー、ショーケン、皆様すでに還暦を過ぎて新しいステージを迎えて、今もなお、実にかっこよく見えます。いろいろなことはあっても、やっぱり長生きするって大事ですね。年月がたってみないと見えてこないこと、わからないことがたくさんあります。若いときは目の前のことしか見えていません。今の時代、人生を早々とあきらめて自殺してしまう人が多いけど、うつ病とか精神的なご病気以外でやたらに自分で自分にけりをつけたりする人は大きな損をしています。もったいない、生きていないと見えてこないものがたくさんあるのです。

ショーケンさんが水谷さんを見つけ出してくださったおかげで、ファンのわれわれは今、「相棒」を見ているんですよ。サリーだった岸部一徳さんが映画のほうに移ったおかげで「相棒」の世界に官房長が登場してはなしにふくらみや陰影が出たんですねえ。岸部さんがサリーだったことに気がついて、改めて昔のザ・タイガースやジュリー、トッポ、ピー、タローを見直し、同時に今の自分自身をも見つめなおすよい機会になったりしているのですよ。

今は亡き岸田今日子さん、いとこの岸田森さん、お二人とも懐かしい。子供のときからラジオドラマの世界でまず声から知っていたのですよ。時が経って今見直すと、直接ではなくても人はみなどこかで関わりあって存在しているのではないかと思えてくるのです。水谷さんの演技力、昔のものから見直していってみてもさすが劇団出身で、せりふや演技は当然として、すべて形がさまになっているところがすばらしい。歌も気に入っている。

大体同世代のこの方々、まだまだこれからも活躍していただきたい。見ているこちらもそう、自分自身の新しいステージを生きることを考えなくては。まあ、とりあえずは今月始まる「相棒」を楽しみにして、早く見たいと思いながらあれやこれやと思う日々ですなあ。