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 ・・・

「リトル・ランナー」

2006-03-14 00:01:38 | 映画
リトル・ランナー」。


以下、ネタバレ注意。




主役のラルフ少年は校則破りの常習犯でエロでおバカで、
だけど、マラソンの優勝を目指すことで、
昏睡状態のお母さんを奇跡で目覚めさせようというストーリー。

素晴らしい!ラストのマラソンレース、涙なしには観れませんっ!
涙でかすんでスクリーンが観えません!!
校長の「勝て!」。このセリフに私は声を出して泣いてしまいました!!!
って、おすぎになっちゃった。


はじめ、見たとき14歳にしてはラルフ背、低っっ!!と思ったけど、
マラソンを通して、肉体もしっかりしたのか、
精神的成長もあり、ぐーーーんと大きくなった気がするのだ。
それは意志の強さがオーラで出ていたのだろうか。

14歳という純粋で、無限の可能性があって、
知らない世界の方が圧倒的に多いその年齢だから、「奇跡」を信じることができる。
校長は枠からはみ出す者は除外。現実を見ている。
「奇跡」という言葉を純粋に信じることってもうないかもしれない。
でも、確実に私にも、14歳だったことも純粋だった頃もあった。
勉強はテキトーやったけど、クラブは頑張った。
純粋に好きだ、と誰かを想っていた。
そんな頃と比べると私はすっかり負け癖がついたかな、と思う。
いろんな経験をしたことと、
いろんな情報が入る社会になったことと、
25歳で何かにちょっと焦る気持ちと。それらが混ざったときに、
ブレーキを踏んでいる自分がいる。(スローダンスの妻夫木かよっ)
何かに踏み出す前に、瞬時に頭の中で高速で計算して、
「時間は?」「お金は?」「今やるべきことは?」と答えが出て、
結局、何かを始めようとしたことも忘れている気がする。
話が大きくそれたけど、
バカみたいにひたすらに目標に向かって走らないといけない。
ちょっとでも「負け」を感じたらダメ。
自分を信じて、ただひたすらに走らないといけない。

そして奇跡は、誰にでも起こるものではない。
目標に手の届く一歩手前まで努力したもののみに起こるもの、それが奇跡。
それが神頼み。

今日の音楽:「さらば碧き面影」ロードオブメジャー



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6 コメント

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Unknown (bakuga)
2006-03-14 22:02:59
画像だけですがチョコ有難うございました。

今日の一曲

奥田民生「マシマロ」としておきます。

Unknown (ぢもと)
2006-03-15 02:24:57
おおおおーーー!!

今日はなんて「すばらしい日々」。
同感です (明石家いわし)
2006-03-20 17:55:38
ぢもとさん説明おおきに~

なんとかTBいけたかな^^

何かに向かって努力する姿は、他から見てても気持ちがいいもんです。そして、努力が実った時は最高に自分自身気持ちが良く、次回もガンバレるってゆう希望も持てますね。

イイ映画を観ると心が晴れますわ。
いらっしゃーい。三枝 (ぢもと)
2006-03-20 21:49:21
明石家いわしさん、いらっしゃーーーい。

この映画観て、迷いが吹っ切れました。

突き進むだけです!
はじめまして (カオリ)
2006-06-12 20:29:30
校長の「勝て!」には思わず笑ってしまいました。悲壮感漂わせずに明るいラルフに、みんなが救われてゆく、そんな映画だったと思います。「幸運は、準備のできた魂にやってくる。」TBさせてくださいね~
カオリさんへ (ぢもと)
2006-06-12 23:34:25
はじめまして、

そうですね、悲壮感なく、ラストもよかったですね。

14歳だから感動できる映画でした。