五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

多文化共生庁の必要性

2007-02-14 18:39:26 | 政治
全く畑違いの本を読んだ。統計によると日本人の20人に1人は国際結婚なんだって!?
田舎に住んでいるので、それとも周囲にそういう人がいないのであまり実感が沸かないのだが、
着実に外国人の増加が進んでいるデータを示しているのがこの本。

外国人が増えると当然それにまつわる問題も増えるわけであって、
ここでも行政のおそまつさを挙げられていた。

自分の仕事柄興味がある問題はフィリピン人看護師・介護士の受け入れ問題。
日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)について厚生労働省は、
フィリピン人看護師や介護福祉士の受け入れ枠を当初2年間で計1000人とすると発表している。
内訳は看護師400人、介護福祉士600人。
対象はフィリピンでの看護師資格取得者や介護士研修終了者ら。
看護師は3年間、介護福祉士は4年間の在留期間を認め、
その間に日本語や実務研修を受け、日本の看護師や介護福祉士の
国家資格取得を目指してもらう。
取得できた場合は在留期間の延長が無期限に認められる。
今後、国会の承認を得て、来春発効し、実際の受け入れが始まるのは来年度前半になる見込み。
(実際にはもっと延びるみたいですが・・・)

とのことだが、多文化共生のインフラがお粗末な現状での泥縄式の決め事は
たくさんの問題を生み出すことが予想される・・・。


日本の移民政策を考える―人口減少社会の課題

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