五里夢中於札幌菊水 

野戦病院へ出向予定。
医療崩壊に対して国民全てと共闘を夢想。
北海道の医療崩壊をなんとか防ぎたい。

政府医師不足を認める?

2007-04-27 02:27:53 | 医療問題
札幌は雪が降っています。やっぱり北海道、こんな季節になっても油断はできぬ。内地からきた新入生には強烈であろう。僕にとっては26年間住んでいる北海道だからこんなところも含めて大好きなのであるが。

昨日は6年生の学生さんが、マイクロの練習をしたいということでラットを使ってやってみた。10-0の針糸をなんとかあやつっていた。といっても最初からスムーズにできる人間なんてそうそういなくて、3回目にしてはとても立派。バイパスをやったことがない僕だったが、最後の1針を学生さんよりはスムーズにかけれてなんとか面目を保った。とほほ・・・。

明日はそんな学生さんたちを連れてススキノへ飲みにいく。なんとか入ってくれないかな~なんて淡い期待を持ちつつ、3時間近く練習におつきあいしたためこんな時間に実験がずれずれ。当直でもないのに今日も医局のソファが僕のベッドのようだ。

リーダーでブログチェックをしていると、お!?と思う記事を発見。
出どころは平方眞氏がかいておられる、がんになっても、あわてないより。

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医療問題取り組み強化 与党、参院選へ具体策
共同通信社【2007年4月25日】

 自民党の中川昭一政調会長、公明党の北側一雄幹事長ら与党幹部は25日午前、都内で会合し、7月の参院選対策の一環として、地方で深刻化する医師不足など医療問題への取り組みを強化することを決めた。

 医師の不足、偏在への対応策を検討するため、中川政調会長をトップとする与党プロジェクトチームを近く設置。医師の増員に向けた予算、立法措置について具体案を取りまとめ参院選の与党公約として打ち出す。

 脳死での臓器提供を増やすための臓器移植法改正を今国会で実現させる方針も確認。同法改正をめぐっては与党議員から、緩和する移植条件に差がある2法案が出ているため、衆院厚生労働委員会の小委員会で審議した上で、党議拘束を外し衆院本会議でともに採決に付す方針だ。

 救急医療の専門医を乗せて患者の元に急行する「ドクターヘリ」の全国的な普及を目指し、法整備を急ぐことでも一致した。

 一方、国家公務員法改正案や社会保険庁改革関連法案など重要法案の中でどの審議を優先させるかは、連休明けに結論を出すことになった。

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以前拙ブログ医師の流れを全く理解していない代議士にて軽々しくも批判してしまった故郷のエース中川昭一氏が登場している。

根室市立病院へ国立がんセンターの医師を派遣しようとしたという噂が流れるくらいだから、いくら参院選のためもあるとはいえ、危機感抱いて取り組まれておられるのだろう。

小さい一歩だが、医師不足改善へ向けてのはじめの大きな第一歩となることを期待したい。

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