桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

はなまる

2006年06月22日 | keep smiling
LDのRちゃん。先週はいっぱいテストがありました。
期末テストにあたるので、かなり緊張した様子。
私もすご~~くすごく気になって、何度もメールし、もう一度○○の部分をまとめておくようにとか、××絶対でるから、繰り返し問題解いておいてね、とメールしたり電話したり。。

おとといから結果が戻ってきたようで、お母様からメールをいただいていました。

LDというのは、知的(つまり知能指数的)には問題はないのですが、ある部分において習得できない、あるいは習得困難なといころがある子供のことです。(平たくいえばですが)
Rちゃんの場合は国語とくに漢字の部分が著しく習得困難で、似たような現象として英語の単語など言語の分野に落ち込みが見られます。
彼女は英語と日本語のbilingual(会話の部分のみにおいて)なのですが、英語の単語の習得が困難です。
英会話に問題ないだけに、不思議な現象なのですが、例えばappleとあるとappleと読めません。つまりなんて書いてあるのかわからないのです。でも私がappleと読むとりんごだと容易にわかります。
もっと極端な例を言えば、How are you?と書いてあると読めないので、答えられません。でも私が「How are you,Rちゃん」というと「I'm great fine,how about you?」などといって、会話が弾みます。
つまり音と表記が結びついていないと言う不思議な現象がおきているようです。

数学に関してもかなりてこずって、例えばー3-(-5)=がわからなかったり、-(-)で+になるってことの基本から教えたり私にもとてもいい勉強になったのですが。。

国語力はすべての力の源であるので、ほかの教科にも影響がないわけではないのです。けれど今回の期末テスト!!
すっごくよかったのです。
国語は確かにほかの教科の中では一番悪かったのですが、英語、数学が完璧に近かったため、全体としていい結果になりました。

わざわざ結果を見せに来てくれたRちゃん。あなたのがんばりにPink先生ははなまるをあげましょう。
今回のことがいい自信になるといいね。