夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

1stステージの終わり

2010年04月06日 23時54分46秒 | Weblog
満開の桜 
ひらひら花びらが 舞い落ちる・・・
すっかり春だ。

私が不在のデイ会議での出来事を聞かされて以来、眠れない夜が続いた。
貴重な会議の時間を、そんな陰口でしかないような話で費やすなんて、どれだけ低俗なんだろう。
それはJも同じ意見だった。
「そんなところいつまでもいなくて良いよ。
 新しい事業所の日程が決まったら、すぐ連絡するよ。」
という、私には願ったりかなったりの展開になった。
実際、サブリーダーの話どおりになるなら、私の後任の心配などしなくて済むし、いつでも辞められそうで良かった。
来月末で、Jはお父さまからの権限や資産を受け継ぎ、名実ともに社長となる。
そうなれば、私も家業を手伝いながらの花嫁修業(?)だ。
不動産や株の扱いを教えてもらうので、いつまでもデイにいる意味は無い。
「ねぇ・・デイを辞める時、ひとつだけJに手伝ってほしいことがあるの。」
お願い事なんて滅多にしないんだけど、今回はどうしてもJの助けが無ければできない。
「あのね、辞める時ってみんなにお礼の品みたいのを渡すんだけど、それをちょっと高いのを渡したいの。
 例えば横浜ブランドのミハマとかフクゾーとかキタムラとかのものだったり、男性はヴィトンのキーホルダーだったり。
 事務所には高級お菓子とか、お金持ってるの見せつけて辞めたい。
 だってほんと不愉快な思いさせられたんだもん。
 みんなとは格が違うんだって見せつけたい。」
「そうか、俺も今までの職場の奴らに、俺の場合は1年後にベンツのいちばん高いので乗り付けて、親父の知り合いの芸者呼んで大盤振る舞いするつもりなんだけど。
 1年後に、こんな生活してるんだよ、って感じにしようかと思って。」
「・・私はもう2度とデイの人たちに会いたくない。
 前の職場の人たちとは、これからもお付き合いしていくつもりだけど、今の職場の人たちとは金輪際会いたくないの。
 だから、辞める時にそんなふうにしたいんだ。」
「わかったよ。
 じゃ、そんなブランドっていうより商品券を10万ばかり包んでやれば?
 全部で20人くらいか?
 そのくらい出してやるよ。」
「え~~~~ 商品券10万!?」
「商品券だったら、その場で開けたりしないだろ?
 後から見てびっくりするっての、どう?」
まったくJったら、10万×20人っていくらだよ (^_^;)
私の気持ちをわかってくれて嬉しいと思う。
でも商品券10万なんて・・・ちょっと嫌味すぎるし、そんな金額をあげるなんてもったいないや☆
私から高額な品をもらって、使いたくないけど捨てるにはもったいないし・・的なくらいでいこうかな。
Jがバックアップしてくれるなら、思う存分に選べる。
えへへ♪ 早く辞めたいし。

「新しい事業所ができたら、親父と面接もしなくちゃな。
 問題はお袋なんだよな~」
なんて言うから
「お母さまの仕事は関わらないんだから、面接はお父さまだけで良くない?」
「え!? だって一緒に住むんでしょ?」
「なにそれ!?」
「なにって・・美月、新しい事業所ができたら一緒に住むって言ったじゃない。
 だから俺 親父に、寝泊まりできるようにフロアの一角をリフォームする約束を取り付けたんだよ。」
「私、引っ越し先から新しい事業所まで、電車で通うつもりでいた・・・」
「なんだよ~~~」
Jは子供みたいに、ぷいっと後ろを向いてスネてしまった。

・・・そんな話してたっけ・・・ ?(?_?)?

まぁ、それはそうなる時に話し合おうと思う。
まずは引っ越しを完了しなくちゃ。
ここでの最後の週末となった日曜日、Jと私と次男・長女は焼き肉食べ放題の後、ボーリングで盛り上がった。
「新居ができてみんなで引っ越したら、こうして家族でイベント大会しような。
 まずは格ゲーで勝負したい。
 俺、ほんとはゲーマーなんだけど、子育てでずっと我慢してたんだよな。
 来年 新居ができたら仕事も一段落つけて、気が済むまでゲームしたいよ。」
すると次男が調子に乗って言いだす。
「うちの兄貴強いっすよ。
 ゲーセンのランキングに載ったりしてるから。」
げっ★ 長男そんなことやってんの!?
Jも次男の言葉に煽られちゃって、負けるもんかモードになってるし。
心配になって横ヤリを入れる。
「ちょっと、ゲームは良いけど仕事もちゃんとするんだよね?」
「大丈夫、美月がいるから。」
ブッ飛ばしたのは言うまでも無い!
うちの中でいちばんの子供なんだから。
先が思いやられる。。。 (ーー;)

振り返ればこの2年・・・
先の見えない暗闇を手探りで歩いているような道程だった。
必ず出口はあると信じたいけど、不安と苛つきの日々ばかり。
この引っ越しは、自分で出口を作り出したようなものかもしれないが、とりあえず出口は出口だ。
暗闇が終わった今も、Jとしっかり手をつないでいられたことは喜ばしいことだ。
いろいろあった1stステージ<田舎編>も終わる。
次からは、長男も加わって2ndステージ<帰郷編>。

ほんとにデイを辞められるのか?
Jと一緒に家業を引き継げるのか?
再婚はいつ?
まだまだ不安は尽きない。
やっぱり夢の途中か。。。 










コメント (2)
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