2016年3月14日、ソウル江南区のCOEXで「平和国際法制定宣言公表式」が開かれた。 天の文化世界の平和光復(HWPL)が主催したこの日の行事には、レバノン司法長官、スリランカ法務長官など、国内外の人事1000人余りが参加した。
この日、地球の戦争終結のための平和国際法の草案が初めて公開された。破壊兵器の使用を禁止し、戦争を根本的に防ぐ内容で構成された。
米国と英国、インドなど16カ国の国際法学者や裁判官など20人が草案作りに参加した。
HWPLは「パレスチナとコソボアルバニアなどの紛争地域の首脳が支持した今回の国際法の草案を整え、国連に上程する予定」であると明らかにした。
平和国際法制定推進は、アジアの代表的な紛争地域であるフィリピン南部ミンダナオ島の宗教対立の解消がきっかけである。
40年間続いたミンダナオ島の宗教対立はHWPLの仲裁の末、2014年1月の宗派の指導者の平和協定の締結に反転を迎えた。
そして、今年の1月にイスラム武装勢力の駐屯地で平和記念碑除幕式が行われた。フィリピン国営放送PTVは、「ミンダナオでイスラムとカトリック住民が手を握って、平和を言うことは奇跡だ」とこぞって報道した。
HWPLは、その後、世界70カ国の指導者たちと共に国際平和、及び国際法の支持を訴えた。
イスラエルコソボインドなどに平和学校を開設したイ・マンヒHWPL代表(85)は、「紛争の原因である宗教が平和のために一つになるべきで、戦争終結を具体化する平和国際法が一日も早く実施されなければならない」と強調した。