「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、、文化財および近代土木遺産をめぐる。

優駿不毛の地の四国で種牡馬になった馬たち 「 トウショウハイネス 」

2013-07-12 05:47:53 | 競馬・ボート



三好牧場で種牡馬をしていたトウショウハイネス








トウショウハイネスの産駒







三好牧場で愛馬を見せる三好さん





今から25年ほど前に優駿不毛の地の四国に3頭の種牡馬がいた。

それは、JR予讃線・観音寺駅から歩いて10分ほどの場所にある三好牧場である。
当時、ミホノブルボンの活躍で一躍脚光を浴びたのがハイフレームを母に持つトウショウハイネスだった。
「 一度逢ってみたい馬 」 への想いは、観音寺競輪への参加という形で叶ったのである。
観音寺駅からタクシーに乗って、 「 三好牧場 」 の名を告げると、
「 お客さん自転車持っとるが、競輪場やないでホンマ三好牧場ええん? 」
「 牧場いうても乗馬クラブやで、ほんでええな! 」 といって、運転手はタクシーを走らせた。
競輪場が見える手前にある 「 さぬきうどん 」 の店の前で降ろされた所が三好牧場だった。
今まで何度も観音寺競輪に参加する度にこの道を通っていたけれど、
乗馬クラブがあったことすら気づかないでいた。
タクシーの運ちゃんが言うように、それは牧場というよりも乗馬クラブの厩舎そのものだった。

輪行バックをラチに立てかけて、 「 馬を見せて頂きたいのですが・・・ 」 というと、
三好さんと娘さんが出て来て、 「 うちの馬を・・・ 」 と言って目を丸くした。
僕は馬への想いを語りながら3頭の種牡馬とその産駒を見せて貰った。
今日はその内の一頭のトウショウハイネスを紹介したい。
トウショウハイネスの成績


トウショウハイネス
父 ダンディールート
母 ハイフレーム

カミヤマトの産駒の1頭であるハイフレームは、
最初オーナーブリーダーとして知られる藤正牧場に籍を置いていた。
ミホノブルボンの牝系と原口牧場との縁ができたのは、その時である。
原口氏は、実家の牧場を継ぐ前に藤正牧場で修行をしており、
ミホノブルボンの祖母にあたるハイフレームを担当していた。
ハイフレーム自身の競走成績は10戦1勝というものだったが、
原口氏はハイフレームの血統、馬体、そしておとなしい気性が気に入り、とても可愛がっていた。

数年後、原口氏は実家の仕事を手伝うために、藤正牧場を辞めて実家に戻ることになった。
すると、しばらくしてから原口氏のもとに、藤正牧場から
「ハイフレームを引き取る気はないか」という声がかかった。
藤正牧場でハイフレームを整理することになったため、
まずハイフレームのことをとても気に入っていた原口氏に声をかけてきたのである。

原口氏は、大喜びでハイフレームを譲り受けることにした。
すると、その後になってハイフレームが藤正牧場に残してきたトウショウハイネスが活躍し、
中央競馬で5勝、さらにその後高知競馬に移籍した後に20勝を挙げた。
原口氏のハイフレームへの期待は、より大きなものとなった。

ところが・・・
ハイフレームは原口牧場で2頭しか産駒を残せないまま死んでしまい、
しかもその2頭のうち跡継ぎとなる牝馬は、わずか1頭だけだった。
その1頭の牝馬が、ミホノブルボンの母カツミエコーだった。



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