「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県豊前市 ・ 旧上川底小学校 「 もみじ学舎 / 幾縁 ( いくえん ) 」

2016-06-28 04:24:45 | グルメ



もみじ学舎イベント ・ 幾縁の 「 チリビーンズとレモネード 」








旧上川底小学校を再利用した 「 もみじ学舎 」







「 幾縁 」 が入っているかつての職員室の場所







幾縁のオーナーの薬丸さんご夫妻







トマトとチリソースが絶妙な美味しさを奏でていた








コーヒーは北九州のスペシャルコーヒー森山
カップなどの器は小倉南区合馬の葉々窯の作品








幾縁の中はアンティークなセンスであふれている







中央には大きな 「 ストーブ 」 がある





































合岩中学校のある交差点から上川底に向かって約4キロ










豊前市の旧上川底小 ( 1997年廃校 ) の木造校舎を使った工房 「 もみじ学舎 」 に、
薬丸さんが営むカフェ 「 幾縁 ( いくえん ) 」 がある。
一度行ってみたいと思っていたので、26日の日曜日に 「 もみじ学舎 」 に行って来た。

オーナーの薬丸さんは約5年前、大分県日田市の民家を開放したカフェに寄った際、
家庭的な雰囲気に引かれ、自らも同様の店を開く夢を温めてきた。
そんな時に、昨年もみじ学舎がカフェを募集していることを知り、
飲食店勤務の経験を持つ奥さんとともに夢に挑戦することにした。

職員室だった部屋に自らペンキを塗ってアンティーク調の椅子、机を持ち込み、
隣の給食室を厨房にした。
ショウガを入れた手作りジンジャーエールや
野菜中心のランチ ( 要予約 ) が少しずつ評判を呼び、
福岡市からも来客が訪れ始めている。
現在は土日曜だけの営業だが、いずれ平日にも広げたいと考えているらしい。

校舎は廃校後、美術家、工芸家らが集う工房として利用されており、
2014年から公開イベントを続けている。
26日は工房に集う画家、楽器職人、パン職人、
骨董(こっとう)品店がそれぞれ作品や収集品を紹介、
販売し、他アクセサリー作家も出店していた。
地元住民が抹茶もたてていたし、
午後1時半からは北九州交響楽団奏者の楽器演奏もあっていた。

薬丸さんは 「 駅から遠く、不便な場所だが、お茶を飲みながら本を読んでもいいし、
昆虫もいる山の中でゆっくり楽しんでほしい 」 と来店を呼び掛ける。

何よりも映画のシーンに出て来そうなローケーションに感動した。
その癒やしの空間でいただく料理は格別であった。
「 また、来たい! 」 と思わせる店であり、料理であった。
来月、五島から帰ったら、イベントのない日に今度はゆっくりと来たいと思っている。

幾縁は、基本的に土日だけの営業になる。
予約電話  / 090ー9589ー6883


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