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豊洲市場の盛土不実施決定の責任者と情報公開

2016-09-11 14:08:50 | 時事問題 政治
豊洲市場の盛土は、行われていなかった、と都知事小池が発表した。設計内容と異なっていたことである。

都知事小池は都の執行部をかばう必要はない。局長クラスを一人血祭りにあげる覚悟をしなければならない。盛土を行うことにした決定を誰の考えで変更したのか、なぜその変更情報が今頃になってから公になったのか。組織体としての仕組みと責任者の取り組みを問わなければならない。多額の税金の使途をチェックする機構も働かない実態を精査しなければならない。会議をやって金だけもらえばよいとしているのか、会議をやって自分の懐に金が多く入るように算段しているのかなども見る必要がある。

築地市場移転と豊洲市場建設工事という事業を指揮運営している人が見えてこない。担当は中央卸売市場という局であろうが、やたらと氏名を出すとがらのよくないマスゴミが個人攻撃をする恐れが十分あるのでしないことは理解できるが、であれば、広報担当部門がきっちりと都民にもマスコミにも説明できるようにすべきである。今なお、対象業者に、移転賛成派、反対派、工事延期派、促進派がそれぞれ納得しないでいるということは、ことの面倒さもあるが、全体としてまとまっていないことを意味する。賛成、反対はどこでもあるにせよ、こと安全性の問題で明確性が足りなかったことは、マネジメント側のお粗末さがあるとみられてよい。

技術面では、地下に空洞があるという実態は、耐震構造上で問題なないのか、耐震のための当初の構造計算のモデルと変わったのではないか、という疑問も出る。

それにしても、都議会が静かすぎる。都議会が始まらなければ動かない、日当が出なければ仕事ができないと本当に言うのだろうか。

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