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高槻市の小学校のブロック塀倒壊とこれまでの市当局の危機管理感度の悪さ

2018-06-19 16:13:00 | 時事問題 社会
大阪の震度6の地震には驚いた。死傷者には全くお気の毒であるが、死傷者が多くなかったのは、揺れが短時間だったせいもあるのだろうか。検証をしてみる必要があるだろう。死者は4名出て、そのうち2名はブロック塀の倒壊によるものであった。とりわけ、高槻市立の小学校のプール脇の塀の倒壊には、大驚きである。亡くなった小学生は、可哀想といい様もない。3mを超す高さで、しかも2mくらいのブロック塀を継ぎ足したという構成で、補強がなく、違法建築である。プールの内部を隠した目的というが、手段に手抜きがあったと理解すべきだろう。消防も含め、学校当局、教育委員会、市当局の責任である。

ブロック塀と地震の関係はよく話題になることである。地震ではブロック塀のそばを通るなといわている。小学校の教師は、毎日、その場を通るのだろうが、もう何年も繰り返していることだから、危険の意識がなかった、という言い訳は通用するのかもしれないが、避難訓練や消防査察などあったなかで、話題になったことがなかったのだろうか?生徒たちは、ベルリンの壁を知らない世代だろうが、なにか恐怖感といわないにしても、圧迫感を感じていなかったのだろうか。生徒たちが感じて心配を話しても一笑に付する雰囲気はなかったろうか。

大阪は地震などなかった街であろう。だからといって地震対策をしなくてもよいという日本の地域では今やなくなっている、という認識を自治体は持たなければならなくなっている。今度の地震から、学者も、もちろん知っていた人もいたのであろうが、阪神淡路の延長で高槻の活断層にあらためて着目したのではないか。

ブロック塀の事故が人災であることを市当局が早く認めたことは、それなりに評価できるのかもしれないが、事故が起こってから気づいたことであることに対して猛省しなければならない。猛省しても小学生は戻ってこない。
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