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野党の首相安倍追及作戦を考える

2018-04-12 13:24:40 | 時事問題 政治
11日の衆議院の予算委員会は集中討議と称して、財務省の森友学園への国有地払い下げに関わる口裏合わせの問題、加計学園の首相の関与問題、防衛省の日報存在を連絡せずという問題の質疑応答が行われた。立憲民主党は党首枝野、希望の党も党首玉木が質問に立った。両者とも加計学園問題で首相安倍の関与を追及したが、報道の情報を元にしているだけで新鮮味はなく、安倍が悪い、安倍の嘘つきと首相安倍の面前で悪口をいうのが精一杯であった。首相安倍からは、嘘つきというなら証拠を見せてくれ、と質問に対する回答の中で注文を付けられる始末であった。

枝野、玉木の質問とも、罵詈雑言だけで、ほとんど内容がない。質問に答えていないとやらで、吠えるため、野党の理事が議長席に詰め寄って、首相安倍から言質をとれる回答を要求していたようであった。枝野に至っては自分の質問の仕方の下手さよりも議長のすすめ方を議長に問う様であった。首相安倍は、自分の関与はない、県の文書に国は口を挟まない、と同じ答弁を繰り返す戦術を貫いた。野党は結局成果を挙げられず、結論は、加計学園問題で、総理補佐官であった柳瀬の証人喚問を要求することになった。野党の追及には、首相安倍を追い込むポイントと作戦が粗末であったことは明らかである。

野党は何をしたかったのか?首相安倍を退陣にしたいということは伝わってくるが、なぜ退陣させたいのか、退陣させて日本をどうしたいのか、が見えてこない。安倍内閣総辞職による解散総選挙に持って行くという覚悟がほとんどないのであろうから、単に、安倍辞めろ、のコールをかけるしかないのであろう。

加計学園問題では首相安倍が直接関与してはいないのであろう。首相夫人がシャリシャリ出てきたのは安倍にとっては今となって失敗であったと認識しているであろうが、安倍の友人の学校であるということで、安倍が知るところではなくして、内閣府が関与し、忖度したことがあったのだろう。忖度があったが実際は忖度よりも正規手続きの動きで進んだということであろう。この点非がないといえる。忖度したことが法律上問題かというと問題ない。当事者に真実を語れと言っても、証拠は残していないし、法的に問題ないから言うわけがない。

野党は推定真実を時系列に示して、状況証拠から自分たち考えた経緯はこれこれしかじかであって、ここに忖度が入っていたのはけしからん、証拠が見つかったら再度問題にするぞとの脅しくらいにしておくしかない。安倍政権に貸しをはっきりとつけておくことである。あとはさっぱりと、国会の重要課題の審議に入ることで、野党の度量が見せられる。
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