2006年5/12(金)、近鉄飛鳥駅で降りて明日香村の平田にあるという
「鬼の雪隠(せっちん)」目指して「飛鳥周遊道」を歩いていたら、
道のそばの畑に植えられていた「ハマナス」が花を咲かせていました。
鬼の俎・鬼の雪隠奈良県明日香村野口・平田
「鬼の俎(まないた)」は長さ4.36m、幅2.33m、厚さ1m、巨大な
花崗岩をくり抜いた箱状の石造物で明日香村野口の山の斜面にありま
す。大きな平らな石造物である「鬼の雪隠(せっちん)」と共に、も
ともとは古墳の一組の石室材であったといわれています。
その昔、鬼が霧で人を迷わせ、捕らえて石の俎(まないた)の上で料
理し、「石の雪隠(せっちん)」で用便をしたという伝説から、この
名称がついたということです。
「鬼の雪隠(せっちん)」の方は、明日香村平田の畑の中にあり、山
の斜面から落ちてきたようです。もともとは「鬼の俎」が古墳の底部
で、「鬼の雪隠」は古墳の屋根だったと思われます。
社会科の野外授業で来たと思われる小学生たちは「雪隠(せっちん)
=トイレ」を知らないようでした。
岩手では、6/5(月)に一関市東山町長坂の「唐梅館公園」に行った
ときに「ハマナス」が咲いていました。白花の品種もありました。
ハマナス(浜茄子/玫瑰)バラ科 バラ属 Rosa rugosa
別名:ハマナシ(浜梨)
海岸の砂浜に生える落葉低木。地下茎を延ばして殖え群生することが
多い。高さは1~1.5mになり、よく枝分かれして茂る。茎や枝には細
かいトゲ(刺)が密に生えている。
葉は互生し奇数羽状複葉。小葉は長さ2~5cmの卵状楕円形で表面の皺
が目立つ。6~8月、直径6~10cmの芳香が強い紅紫色の花を開く。白色
花の品種もある。花は香水の原料にされる。
果実は直径約2cmの扁球形で、8~9月に赤く熟すと食べられる。酸味
があってジャムなどにもされる。ハマナスには原種のほか園芸品種も
あり、庭木や花材として利用される。
和名は「ハマナシ(浜梨)」がなまって「ハマナス」になったといわ
れている。
分布:北海道、本州(太平洋側は茨城県以北、日本海側は鳥取県以北)
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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