ベゴニアは南米アンデスの熱帯高地の原産ですが、交配によって多くの園芸品種が開発されています。小型多花の「エラティオール・ベゴニア」と呼ばれているものが一般的だということですが、大型花の球根ベゴニア、茎が長く直立する木立性ベゴニアや観葉のレックス・ベゴニアなど、一関市花泉町にある「花と泉の公園」ベゴニアガーデン(「れいなdeふろーれす」)の館内では350種のベゴニアが年中見頃に保たれています。
館内には、3月の「ひなまつり」を前に、上記の画像のような雛檀が飾られていました。
ベゴニアシュウカイドウ科 シュウカイドウ属 Begonia
ベゴニア属には、あまりにもその数が多いので、原種(species)が幾つあるかさえ判然としないそうです。
2001年に日本ベゴニア協会が発行した「ベゴニア・チェックリスト」によると原種約2,000種、園芸交配種(品種)約15,000種、合わせて17,000種もの種、品種が存在するのだそうです。
日本ベゴニア協会の「ベゴニアの園芸的分類」は、下記のようになっているそうです。(花泉のベゴニア館も同じような分類のようです)
1.木立性ベゴニア(Erect Stemmed Begonia)
(1)矢竹型(cane-like)
(2)叢生型(shrub-kike)
(3)多肉茎型(thick-stemmed)
(4)つる性型(trailing-scandent)
(5)四季咲きベゴニア(semperflorens)
2.根茎性ベゴニア(Rhizomatous Begonia)
(1)横走(普通)根茎型(horizontal rhizome)
(2)斜立(含む直立)根茎型(oblique rhizome)
(3)半木立型(semi erected)
(4)地中根茎型(underground shizome)
(5)レックス・ベゴニア(rex-cv.)
3.球根性ベゴニア(tuberous begonia)
(1)原種・単純交配種(species & F1 hybrids)
(2)球根ベゴニア(tuber-hybrida)
(3)冬咲きベゴニア(Cheimantha)
(4)エラチオール・ベゴニア(Hiemaris)
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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