peaの植物図鑑

スズメウリ(雀瓜)の白い実

奥州市衣川区のスズメウリ(雀瓜)の実 2006年9月30日(土)




一関市千厩町&大東町のスズメウリ(雀瓜)の実 2005年10月21日&11月22日
11月22日、千厩図書館(一関市千厩町)の駐車場の金網の柵に「スズメウリ(雀瓜)」の白い果実が沢山ついているのを見つけました。

 10月21日に大東町大原の山吹城本丸跡でも見つけたものと合わせて掲載します。



スズメウリ(雀瓜)ウリ科 スズメウリ属 Melothria laponica
野山の湿った草むらなどに自生するつる性の1年草。茎は細く、巻きひげでいろいろなものにからみつきながらのびる。

 葉は巻きひげと対生し、長さ3~6cm、幅4~8cmの丸みのある三角形で基部はハート形。8~9月、白い花が咲く。雌雄同株。雄花には3本の雄しべがある。雌花は花の下に楕円球がつく。つるの長さは3mにもなる。

 果実は直径1~2cmの卵形または球形で、はじめ緑色、熟すと灰白色になる。
 分布:本州~九州

名前の由来については、果実がカラスウリより小さいのでスズメにたとえたとか、果実をスズメの卵に見立てたとかの説があるが、昔の人は、植物の名前をつける時、よく知っている動物の名前を借りてつけた。特に、大きさの大小を表わすことが大切な時は、名前だけでも、大きさを想像できる動物を選んだという。

 それが、「カラスウリ(実の長さが5~7cmほどの楕円球形)」に対する「スズメウリ(直径1~2cmほどの球形の実)」である。カラスがカラスウリを好んで食べるわけではないし、スズメがスズメウリを好んで食べるわけではなく、実や草姿の大きさを示すためにつけた名前というのが有力である。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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