2007年5月23日


2007年5/23(水)、一関市街地にある民家の庭で「卯の花」
でおなじみの「空木」が、白い花を枝いっぱいに咲かせてい
ました。





一関市立博物館のウツギ(空木)/ウノハナ(卯の花)
2006年6月17日

2006年6/17(土)、一関市厳美町にある一関市立博物館の庭
に植えられている「ウツギ(空木)/ウノハナ(卯の花)」の
白い花が咲き始めていました。この日は、未だ蕾が沢山ついて
いました。




一関市東山町長坂字里前の八重空木
6月22日



2006年6/22(木)、一関市東山町長坂字里前の日向(ひなた)
という所で、八重咲きのウツギ(空木)/ウノハナ(卯の花)
をみつけました。
「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて、忍び音もらす
夏は来ぬ」という唱歌がすぐに浮かんできます。






ウツギ(空木)/ウノハナ(卯の花)ユキノシタ科 ウツギ属
Deutzia crenata
山野の道ばたや伐採地など、日当たりの良い所に普通に生える
落葉低木。古くから生垣や庭木としてもよく利用されてきた。
昔は農地の境界に植えられることが多かったという。
根元からよく枝分かれして、株立ち状となり高さ1~3mになる。
髄は中空。樹皮は灰褐色で、短冊状にはがれる。葉は短柄があっ
て対生し、長さ4~15cmの卵形または広披針形で、質厚く両面に
細かい星状毛があり触るとざらつく。
5~7月、枝先に花序をつくり、白色の鐘形の5弁花を多数群がっ
てつける。花穂の先が垂れ下がることもある。
花は直径1~1.5cmほどで、雄しべは10個ある。花柄や花弁の外
側、萼などには星状毛が多い。果は直径4~6mmの球形で、熟す
と3~4つに割れる。
材はやや堅く、楊枝や木釘などに利用される。
分布:北海道、本州、四国、九州、中国
和名の「ウツギ(空木)」は、幹(茎)の髄が中空であることに
よるが、「ウノハナ(卯の花)」の名でも広く親しまれている。
花が八重咲きのものもあり、その中で、外側の花弁が淡紅色のも
のを「サラサウツギ」と呼んでいる。葉に淡緑色の斑が入る園芸
品種もある。
同属の類似種に、葉の質がやや薄い「ヒメウツギ(姫空木)」、
葉脈がくっきりした「マルバウツギ(丸葉空木)」などがある。