2016年5月3日(火)、一関市の千厩野草会(会長:金野昌敏・千厩町千厩字北方5)主催の「春の山野草
展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで開催中だったので、早速観に行ってきました。春の山野草展
では欠かせない素晴らしいシラネアオイ(白根葵)が沢山展示されていました。[5/4(水)16時まで]
(下)会場入り口左側には、恒例になった箱庭風のディスプレイがつくられていて、そこにも素晴らしい
シラネアオイ(白根葵)が植栽されていました。
シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科 シラネアオイ属 Glaucidium palmatum
多雪地の山地に生える多年草。1科1属1種の日本特産種。花の頃は高さ15~20㎝だが、花が終わると
60㎝ぐらいに伸びる。茎にはふつう葉が3個つく。下の2個は長さも幅も20㎝ほどで、掌状に切れ込む。
縁には不揃いな鋭い鋸歯がある。上部の葉は小さい。花期は5~7月。茎の先に直径10㎝近くもある薄
紙で作ったような大きな花を1個つける。ピンクや白色の花弁のように見えるのは萼片で4個ある。花弁
は無い。分布:北海道、本州(中部地方以北)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]