小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

謝罪外交

2006年05月09日 | 私の考え
昨日の「TVタックル」でも取り上げていましたが、日中・日韓関係が非常に悪化しているようです。
竹島や尖閣諸島など領土問題に加えて、首相の靖国神社参拝が大きな原因のようにいわれています。
しかし根底には過去の日本政府が行ってきた謝罪外交があると思います。また、更にいえば大東亜戦争は間違った戦争だったという(心にもない)歴史認識が最大の原因ではないでしょうか。
(他にも、反日を政治的に利用しているなど様々な理由はありますが)

中韓にすれば、間違った戦争だったのに、日本は本当に悪いことをして申し訳ないと謝っていながら、その戦争で戦死した人を「英霊」と称して靖国神社にまつり、首相が参拝していたのでは本当はあの戦争の反省などしていないのではないかという理屈になります。反日感情のネタにされても仕方がないと思います。

実際、今までいろいろな機会で謝罪してきた日本政府ですが、心の底では本当に悪いことをしたと思って謝罪してきたのでしょうか。私にはとてもそうは感じられません。
恐らく、とりあえず取り繕ってきたというのが真相だと思います。
だったら、相手国が怒るのも無理はありません。実際にその不誠実さにも腹が立つのだと思います。

とことんまで中韓の言いなりになる訳にもいかないのですから、この際、心にもない謝罪は金輪際止めるべきだと思います。
そして、あの戦争の評価について言うべきことは主張して議論していく方が、謝罪を繰り返しているよりもお互いにとって未来志向だと思います。