小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

判断

2005年10月21日 | 議会活動報告
本日、臨時議会が開催され「高浜駅舎整備計画」の審議・採決が行われました。

結果から申し上げますと、私は議案に賛成しました。(議案は賛成多数で可決)
悩みに悩んで、採決直前に決めました。賛成理由は以下の通りです。

1.本日の本会議の私の質疑において、次の点を町長から確認できたこと。
①3月定例会の付帯決議を受けて、町長は「議会の付帯決議を真摯に受け止め、高浜駅整備計画について広く町民に意見を求め、現計画を精査し必要があれば計画の見直しを図るよう担当課に指示した」こと。
②一部新聞報道にあった「付帯決議に法的拘束力はない。予定通り進める」と反発を強めたことは、町長の本意ではなかったこと。(本意は①の通り)

2.高浜町企画情報課が、町民の意見を聞くことに努力した点は、充分に認められたこと。

3.町内には、計画に否定的な意見が数多くあったことは認めるが、実際に、町に対して正式な意見として発信されたものは極端に少なかったこと。

4.コミュニティビジネスの概念は、高浜駅の整備計画の必要性とはあまりリンクするとは思わないが、それでもコミュニティビジネスの取り組みそのものは、多少の期待感を抱かせること。

5.予算を認めた以上、付帯決議で要求した事項を理事者が履行したうえで出した結論であれば、これに反対する合理的な理由が見い出せないこと。(請負契約の審議で事業計画の是非は問えない)

本日の臨時議会は非常に疲れました。私が下した判断はあるいは皆さまの考え方と違うかもしれませんが、私なりに必死に考えた結果の判断です。どうかご理解願います。