パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

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1行おきにセルをぬりつぶしましょう(Excel)

2009-04-28 09:00:48 | エクセル
以前「表にデータを入力する度に罫線も引いてしまいましょう」という記事を

書きましたが、今日はバージョンアップ版をご紹介しましょう。

表を見やすくするために、さらに1行おきにセルに色を付けます。

こんな感じで↓



さぁ今回も条件付き書式を使いますよ。

まず、表の列を選択(今回もB列~E列)



書式メニュー→条件付き書式をクリック

条件1に「数式が」を選択し

=AND($B1<>"",ROW()>5,MOD(ROW(),2)=1)と入力→「書式」をクリック→データ行の、塗りつぶしの色と罫線を設定する。






AND(条件1、条件2・・)関数は、引数に指定した条件をすべて満たしている

場合にTrueを返す関数です。条件付き書式で使うと、引数に指定した条件をす

べて満たした場合に書式を適用してくれます。

ROW()関数は、引数に指定したセルの行番号を教えてくれます。省略すると

アクティブセルの行番号になります。

MOD(割られる数,割る数)関数は、割り算の余りを教えてくれます。

条件1に指定したAND関数の中を見てみましょうか。

第1引数 $B1<>""→B列にデータが入力された時
第2引数 ROW()>3 →行番号が3より大きい時(データ行始まり)
第3引数 MOD(ROW(),2)=1 →行番号が奇数の時(余りが1になるのは行番号が奇数の時です)

→この3つの引数の条件を満たした時に、書式が適用されます。

「追加」ボタンをクリック

条件2に「数式が」を選択し、=ROW()=5と入力→「書式」をクリック→見出し行のセルの、塗りつぶしの色と罫線を設定する。

→行番号が5の時(見出し行ですね)、書式が適用されます。

「追加」ボタンをクリック

条件3に「数式が」を選択し、=$B1 と入力→「書式」をクリック→、罫線を設定する。

→B列にデータが入力された時に、式が適用されます。



「OK」をクリックして、はい出来上がり。



この順番で条件を指定しないとうまくいきませんからね(*^_^*)

Excelは、条件3→条件2→条件1の順で書式を設定しています。

どうぞ皆さん、試してみてくださいね、データを追加する度に罫線を引き、

さらに1行おきにセルに色が付きますから(*^_^*)

わたくし、

朝から頑張っちゃいましたよ。

そしてレッスンも張り切っていっちゃいますよっ。

mihoりん
コメント (3)
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