青少年のための能楽鑑賞会

青少年のための能楽鑑賞会

土蜘蛛2010-Dec-23.AVI

私の携帯で撮影(手振れ申し訳ありません）


音楽は、大和高田ロータリークラブ会員の下村敏博氏の「風のまほろば」より選曲しました。

日本の伝統文化である能楽鑑賞で、青少年にとってはあまり興味もないものですが、当日。中・高校生と一部社会人をまじえ約1,100人が能「土蜘蛛（つちぐも）」を鑑賞されました。

第2部では、謡（うたい）、楽器そして能面(能面をかけて舞台を歩こう）を体験し楽しく日本の古典を味わい、学びました。

能のうちでも一番人気のある土蜘蛛と言われ、また、パンフレッドには能および「土蜘蛛」の解説書もあり、部隊展開がよく理解できたことでしょう。能楽に興味を覚えた青少年も少なくはなかったようだ。

本鑑賞会は、大和高田ロータリークラブの創立50周年記念事業として開催され、大和高田市、香芝市、葛城市、広陵町の中学生が主な観衆でした。

なお、この土蜘蛛には、「新しい冶世（じせい）が生まれる時には、悲しみと恨みを持って滅んでいった古い種族がいることをあらわすお話でもあります」と解説書には書かれており興味深く思った。


▼土蜘蛛のあらすじとセリフの和文と英文
http://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_002.html

杉田　博