その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

文化の杜交流館コモッセへ

2015年11月03日 | イベント・祭り


 鹿角市文化の杜交流館コモッセに行ってきました。コモッセとは、雪対策の庇(ひさし)「こもせ」を語源とした造語です。そこで刑務所作業製品の展示即売会をやってました。大きいものでは家具やソファから日用雑貨まで多品種を作ってるんですね。それほど安いってこともなかったです。この製品を盗んで刑務所へ行った人っているんだろうか、とバカなことを考えてました。

 実はここで県立大の公開講座があり受講してきたわけです。2講義ともとても内容のあるものでしたので、紹介させていただきます。初めに「歴史的景観を活かすまちづくり」と題して、ランタンで有名な世界文化遺産ベトナムホイアンの街づくりが紹介されました。歴史的景観保全の取り組みとして中山道の妻籠宿、秋田からは角館と増田の蔵。本題として実際Y準教授が関わった由利本荘市の石脇通りプロジェクトが紹介されました。行灯と浴衣で町おこしをしようというものです。それでベトナムホイアンを視察してきたんですね。愛知県足助町から「たんころりん」の製作者を招聘し、町内会と県立大都市アメニティ研究室が中心となり製作にあたることに。夜のイベントなので当日はうどん屋さんに店を開けてもらったり、あきた舞妓にも華を添えてもらったそうです。町内会、消防団、NPO法人(由利本荘にかほ市民が健康を守る会)、県立大学、他団体としてブラウブリッツ秋田の協力もあったりで、色んな人が知恵を出し合うことが地域再生に向けた主体形成につながるんでしょう。そしてこれが一番難しいんですが一過性にとどまらず継続させ、さらに発展させていくことです。次年度以降の取り組みに期待します。

 次にセンサー・ロボット技術を取り入れた新しい農機具による未来の農業について講義していただきました。ICTを活用した無人で作業できる農機具は既に導入してるところもあるそうです。農業従事者の減少対策とか高品質・多収が期待でき、TPP対策としてもかなり心強いですね。田植機は、GPS、姿勢センサ、制御装置を搭載したもので、トラクタの代かきや耕耘(こううん)も同様の装置を付ければ無人化でき、夜間の作業も可能になります。インテリジェントコンバインとかロボットコンバインと言われるものは、自動収穫し、タンクが一杯になれば自動排出まで無人でできます。また可変施肥田植機は、肥料をムラなく撒くことができます。何かと問題が多いドローンも農業利用されてます。生育や圃場状態をリモートセンシングし、その解析をもとに自動飛行による空中散布にもドローンが使われてます。営農支援システムは、前述のICT農機の他、農場データベースを構築しクラウドに蓄積したり、熟練ノウハウの伝承支援にも活用。その他スマホ、ICタグ、GPSデータロガー、定点観測カメラとかビデオカメラ等々。牛の肥育にもウエアラブル生体センシング技術が開発されてるそうです。(例えばしっぽに体表温センサをつけるとか、首輪状のルーメンセンサ他各種センサで繁殖管理、飼養管理をしていくもの)

※現在ITではなくICT(Information and Communication Technology)が使われるようになってきてます。
コメント