日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

寒~い 話

2011年01月14日 | 経済動向
今年の日本、相当寒いようだが、大連も負けてない。 携帯の予報によると、明日はマイナス13度~マイナス10度。雪 日曜日はマイナス14度~マイナス6度。 来たぞっ・・・ さすがに春節前は寒いというか、痛い! 水があるところは全て氷。


今日のテーマは別の意味での寒~い話。 

『中国製は安い』と今だ思っている人は多いと思う。 単純に比較すればそうかもしれないが、日本人が求める品質レベルで物造りをする上で、現地にいる者から見てそうは思えない。

日本でも、一流メーカーの家電にしろ、確かに安くなっている。 しかし、単価を下げるために中国製に限らず、多国で生産された安い部品を数多く使用。そのために本体は日本製(日本メーカー製)であっても、品質がかなり悪化していると聞く。 『日本製は品質がいい』 これもすでに疑いの目で見られ始めている。 日本メーカーにとって命取りの現象だと思う。

でも、日本から見ると、中国だから・・・・となるのである。 大連にある日系企業も、日々コストダウン、効率化の追求はどこも同じ。

そんな中、消耗品を取り扱うM氏を紹介してもらい、会社で使う消耗品の調査を始めている。各社必死でがんばってる話を聞くことが出来た。

面白いのがトイレットペーパーの話。
使い放題?(日本では当たり前だが)の会社、一ヶ月1個社員に渡す会社、1元渡して終わりの会社、トイレットペーパーを置かない会社。いろいろあるようだ。

実は私の会社は工場には置かないようにした。(ちなみに事務所には設置) というのも、置いても、置いてもなくなる。

M氏によると、一般のトイレにも紙はなく、紙を持ち歩くことに抵抗はないとのこと。(確かに、食事はうるさいが、トイレットペーパーで注文をつけられたことはない。)

また、その質の問題もある。私も以前より気になっていたのだが、私が使っているのよりもいいのだ。 中国係数を最大限にするまでもなく、お持ち帰りが・・・・??? これがとんでもない富裕者がいる同じ中国だ。

各社の涙ぐましい努力がある。たかがトイレットペーパーと言う事なかれ。 人件費が上がり、物価も急上昇する中国。 トイレットペーパーと言えども、コストダウンしないと生き残れない状況だ。




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1 コメント

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Unknown (青島老人)
2011-01-15 23:29:01
最近、学生スーパーで買うトイレットペーパーが値上がりした。貧乏人はトイレットペーパーを使えなくなる?
格差が広がるばかりである。
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