日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

危ない! 危機一髪

2010年09月06日 | 大連生活
これぞ危機一髪の経験。

今日は残業。通勤バスの後はタクシーしかない環境だ。やむを得ず自分で運転して帰るのだが・・・・日は短くなりすでに周囲は真っ暗になった。中国の運転は“度胸”とよく言われるは、夜は別。 “視力”との戦いだ。 何せ、田舎だ。街路灯もない、中央線もよく見えない。 道は凸凹。踏切(一旦停止なしの)ではスピードが出てれば大ジャンプ。工事中なら、いきなり土を盛ってあるのだ。 そんな中で今日すれ違った、ロバの荷車。むろん無灯火。片目、無灯火の車。人も横断・・・こんな調子だ。出来れば運転したくない。

私を内側から抜いていった二人乗りのバイク。無灯火だ。何とその直後、目の前で左折(日本と逆)する車がぶつかった。その車は反動で私に向かってくるではないか 急ブレーキで避け、その車もかろうじて衝突を避けたのだが・・・・ 車の1m前に人が転がり出た。えっ~・・・・ 一瞬、何が起こったのかわからなくなった。 たぶん、その車のボンネットに跳ね上げられていたのだろう。

ライトに照らされた彼は出血しかけていて(今から)、明らかに私に救いを求める目で見るのだ。 やめろ・・・俺は知らん。

これはどう見ても私が跳ねたようにしか見えない。まずいよ・・・・反対車線を見ると、バイクはめちゃくちゃ、もう一人転がっている。 直接ぶつかった車を探すと、少し先で停まっていた。ならば・・・ その場を離れることにした。その直後、後続車の急ブレーキの音 それはそうだ、真っ暗な道にいきなり目の前に人が転がっているわけだ。まずかった・・・・。 ごめん、そこまで気がつかなかった。まさに、見殺しにするところだった。 

しかし、巻き込まれたらいい迷惑だ。やはり性悪説を実践するしかない。日本なら間違いなく救助するだろうが・・・・・・ここは中国、やむを得ない。前回紹介したように、何と言われるかわからないのがこの国。まして私がどうすることも出来ない。

長い間運転しているが、こんな生々しい経験は初めてだ。

その後、途中通る街に入ると、道沿いに大勢の人が集まっている。こんな時間に・・・なにが??

しばらくすると、前方より派手なパレードカーが続々と来ている。まるでディズニーランド。きれいな女性が手を振っている あ~あ・・・今大連で開催されている国際ファッションショーのデモ隊だ。バイクの彼らもこれを見るために急いでいたのだろう。まさかうちの社員では??  未だに不安は残る。


開発区に入るとこれもパレードの後遺症で交通渋滞。もう度胸だ。 いずれにしろ運転は控えた方がいいようだ。怖い。


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