日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

既にカウントダウンかも

2010年09月11日 | 比較文化
過日、師匠のセッティングで若き(エリート級)中国人と食事した。要職にある彼だが、実に若々しく、さわやかな人だった。今回も実に面白く、専門用語も出たことから、お互い(通訳を含めて)の日本語、中国語、英語を駆使しての話となり、これもまた面白かったし、勉強になった。(笑)

話は幅広く、われ我(日本人)の仕事の進め方、中国人との接し方等々に対し、それは違う・・。それは中国人には難しい・・・・といろいろアドバイスが入る。 なぜか? その理由を追求していくとこれが面白いのである。やはり、互いの文化、背景を知るということは相当に深いものがあるようだ。

話が進むと、彼は現在の中国の問題点を並べだした。全て納得、それにこんなこも・・・・あるよ・・・・と追加すると、「そうなんだよ・・・・」と恥ずかしそうな表情。


『今の中国は世界一じゃないか』 『そうかもしれないが、長くは続かない。』 否定的見解が続いた。私はこれまで自信満々の話を聞くことが多かった。 これだけ立ち続けるマンションをみればさもあらん。ところが、彼の話が本音かもしれない。中国の将来に夢を感じず、不安いっぱいであった。私の仕事はどうなる・・・・子供の時代は・・・・ 中国のかかえる問題が一つでも爆発すれば・・・・ 彼もまた我々と同意見であったのだ。

今後、中国人によるこんな話を聞く機会がだんだん増えてくるのかもしれない。

問題山積のまま急成長する経済。彼の言葉を借りれば、国ではなく庶民生活でのアンバランスは拡大している。不満、不安の暴走、爆発・・・・表に顔を出し始めているようだ。きっかけは何でもいい


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