日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

旧姓 開発区

2011年12月09日 | 大連生活

開発区、実は行政名では金州市と合併し現在は“金州新区”というのが正式名。(北京政府はまだ認可してないそうだ) これがなかなか浸透しない。

金州市は歴史的には一番なのに対し、開発区は新規で開発された近代都市、おしゃれなイメージが強い。 金州が田舎なら、開発区は街。 合併はいいのだが、名前が金州新区となり、若者が多い旧開発区の人はあえて使おうとしない。 これは日本人も同じで、何となく抵抗を感じる。 

別途保税区もあるのだが、これは会社中心で居住地区ではない・・・ はずなのだが。 実は私の会社は金州よりさらに東に外れる20里ながらも、現在の地名は保税区。 このエリアには一般住宅も相当数ある。 一般的に保税区とは檻の中だが、塀もない名前だけが保税区。 開発区・保税区・金州新区 お好みで使い分ける。 会社の方は20里というよりも保税区の方が“好”。

本題はこちらだった。

大連市と金州新区(開発区)を結ぶ、大連湾横断道路の実地調査が始まったようだ。 全長は陸上部分も含め24キロ。南の大連南岸中心区の解放路を起点に、大連湾を横断、海底トンネル部分と橋梁の2つの部分で構成。 途中に人工島が建設され、敷地面積は5平方キロ。ホテル、レジャー、マンションが一体化した複合施設が建設される予定。  大連市で過去最大の建設プロジェクト。 またもやどでかいアドバルーンが上がったようだ。

引き続き開発計画は拡大するばかり。 いずれにしろ完成するころは私は日本だと思う。 たぶん。




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