手術後の最初の外来だった。
主治医も皮膚の変色もなく、
血流も悪くないとなことで
満足しているようだった。
家でも、シャワーなどで洗って薬を塗る、
指示されたことを
キチンとやることを心がける。
傷の痛みもほとんどなく
痛み止めも
術後に点滴があったが
その後は要らなくなった
痛みには
たくさんの種類があって
病気が多かったので
長く悩まされてきた
外科的な痛みは
比較的我慢できるが
神経から来る痛みには
耐え難いものがある
去年の秋10〜11月にかけて
体の中を爆発して
かってに暴れるような
痛みが背中から旨にかけて
繰り返された
息ができないほどで
波打って
何度もやってくるのだ
収まるまで
体を動かすことができない
痛みの発作だろうか
今思うと陣痛のリズムにも似ていた
それは夜寝ている時
寝返りを打ったり
体を動かそうとする時に
やってきた
神経内科の受診日まで我慢して
主治医に話すと
リリカという薬で
様子を見ることになった
リリカは
視神経脊髄炎で入院した時も処方されていた
ネーミングが可愛く覚えていた
リリカは効いて
やがて痛みは引いて行った
今も飲んでいるが
すこしずつやめていく薬のようだ
調べると
リリカは、「ケガやヤケドなどをしたときに起きる「炎症性の痛み」ではなく、何らかの理由で神経が圧迫・障害されることで起こる「神経性の痛み」を和らげる薬」とあったこの神経性の痛みの説明は
言い得て妙だと思った
①整形外科、接骨院、鍼灸などでみてもらう痛みではない
②運動不足や、筋力が足りないとか、体を鍛える話ではない
③痛みの種類を自分で知り、適切な科で相談しなくてはいけない
ということを学んだ