うん、どこだったか、お店でウール系のニットをみていると、店員さんが「こちらは○○(化学繊維)が入っているので着たときチクチクしないのがいいですよ~」と。
、、、せっかく薦めてくれているんですが。
「そんな推し方いらんなあ。。。」(心声)
純天然の素材感にこそ温かみを感じる価値観はやはり内心あるわけで、ザックリした織りのものならチクチクも「らしさ」。折り込み済み。
チクチクが嫌なら蚕でも飼うか。。。
英国スコットランドに古くからひっそりと存在する老舗ニッター「ローレンス・J・スミス」。
一時期廃業していたようですが、もともと優良ニッターとして認められていたためどこぞの資本が投入されて再起を果たしたとのこと。
シェットランド島で採れるピュアウールを100%使用。
シルエットは昔ながらの「セーター」っていうほかないベーシック具合(とはいえ無駄なダブつきは感じられません)。
ガサガサザクザク。
ここのニット、最初に買った紺のものは6、7年着ています。
こちらも何度かクリーニング(ドライ)したりで、天然の油分が徐々に抜けていき、ますます毛羽立ちが、、、。
でも寂びた風合いが今さらとても良い感じです。
スコットランドの古老色(?)とでもいいたくなる優しく枯れた色。
襟のシャツを合わせずに一枚の雰囲気でデニムに合わせて着てもいいし、シャンブレー地、オックス地のB.D.シャツを中に合わせるのも。
デニムに合わせるならこの靴を足元にもってくるのが好きです。
ローテクスニーカーで時代感を超えた素朴さを貫くのもよさそう(...ぇ?)。
アウターはタイトなレザーのものを合わせることが多かったようです(薄手で引き締まった雰囲気を加えられるものがいいかな)。
長持ちして飽きのこない一枚。
価格まで素朴ですからコストパフォーマンス抜群だと思います。