my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

頭がなくても大丈夫。

2010年07月16日 | 日常・風景・雑感

 突然ですけど、あの、昔は服屋にディスプレイされてる「マネキン」って一応、顔(頭部)がついてましたよね。外国人風の顔のだったり。

 それから顔のペイントやカツラが省かれたような無機質な感じの頭部がついてるのが多くなって(銀河鉄道999に出てくる機械人間の素の姿のシルエットみたいな)。

 そして今現在、大抵お店に置いてあるマネキン(トルソーといったほうがいいかもしれません)って頭部が除かれてるでしょう(もちろん全てではありませんが)。首から上が無い。

 頭部が無くても全然違和感が無い、というよりあの顔がついてないほうがすごく結果論ですがストイックにモデルとしての役割を果たしている。

 的外れは覚悟で書くんですが、「マネキンの頭の部分要らないんじゃないか?」って最初に言い出したひと(マネキンメーカーのひとかわかりませんが)、このひとってすごいと思うんですよ。

 だってひと型なのに頭部取り除いたら妖怪じゃあるまいし、まして首から上が寸断されてるって不吉だろうって最初はみんな思いそうでしょう?

 それを「頭無くても大丈夫!」って最初に思って作ってみたひとはほんとに功績大。
 

 どういう経緯でそうなったのか全く知りませんけど、そんなことを思いました。


 ※画像は札幌大通公園で撮った黒田清隆のマネキン、じゃなくて銅像です。かっこいいですね。
 

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クラフツマンシップの塊を発見

2010年07月16日 | ファッション(靴)

 どうしてもこの靴を試してみたかったんです。

 しかもこの顔つきならなんとかビジネスにも使えるかも。

 革質の良さはそれはもう素晴らしい!僕にでも分かってしまいます。

 数多あるウェルテッド靴の中でも相当「つくり」にこだわったこの靴。

 作ってるのはロングブーツ型の国のたしか山地の方に住んでる兄弟です。

 履き心地は、、正直今の心境なら、甲をしっかり押さえつけてフィッティングさせるオールデンのバリーラストのものが好きですが(いや、ほんとに履き心地が良いのは言ってしまえばクラークスのデザートブーツです)、でもこれもかなり良いです。これがもし馴染んだなら「ベスト」の1足になるかも、という予感が致します。

 デザインはとってもプレーンで、プレーンすぎてインパクトは薄いのですが、飽きさせることを知らなさそう。

 1~2時間まじまじと観察しましたが、寸分の隙もないつくり。「強い」「堅い」。これ以上のムラの無い堅牢さがあるだろうか。

 トリッカーズやオールデン等の堅牢靴とはまた違った「つくり」の強さですね。

 たしか「ハンドソーン」なんですけど、ソールがコマンド風のヴィブラムソールだから、履き心地はまだまだ固いといえば固いです。

 価格は税込みほぼ10万円。

 でもなんと!!セールで半額近くでした(40%OFF)。

 この靴がセールにかかるなんて、、!!

 今年のサマーセールの最大の収穫(ちょっと散財し過ぎました)。

 以上、地味な存在ですが、とっても良い靴、フラテッリ・ジャコメッティについてでした。

 
 ※また機会を設けて全体像を画像で紹介させていただきたいと思っています。

 

 


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