Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

至福の時~Rolling Stones 札幌初公演  3

2006-03-30 01:18:17 | ライブ
チャーリー・ワッツはなぜかスネアを叩く時はシンバルやハイハットを叩かない。外しているように見えるのだがこれが彼のスタイルだ。とても安定したリズム。ドラムはこうでなきゃ。土台がしっかりしているバンドは最高。最古の現役バンドの貴重なグルーヴだ。
ベースのダリル・ジョーンズもいい。ストーンズは黒人音楽を消化させオリジナルな音楽を時代に逆らうことなく作り出すバンドだが、本物の黒人が入っていることでリズムに説得力がある。
ギターのロン・ウッドはゼマティスをとっかえひっかえ使っていた。ゼマティスの音でした。格好いい。

サックスのボビー・キーズはロック史に名を残す男。ジョン・レノンのレコードでその音を何度も聴いてきた。そんな彼が目の前にいるとは嬉しい。
そして、コーラスのブロンディ・チャップリン。この目で拝めるとは思いませんでした。ストーンズのライブに来れば観れるのだ。その手があったか、って感じ。ムリを承知でSail On Sailorを歌って欲しい、と本人に言ってみたい。

ミックとキースは言わずもがなです。その存在が既にパフォーマンスだ。キースのギターの音とミックのダンスに酔いしれた。あの年齢であの動き。ジェームス・ブラウンの50倍は動いている(笑)。

初来日から16年、まさか札幌で観れる日が来るとは。
初来日時のオープニング曲、Start Me Up が後半に出てきた時は感激したなぁ。そう言えばMiss You 、Rough Justice 、Start Me Up、Honky Tonk Womanはステージがせり出してアリーナの後ろでやってたので遠かったです。どれも好きな曲なのに(涙)。 花道には客が席を離れ殺到。全く警備員に制止とかされなかったので、携帯で写真撮りまくってたな、みんな。

他に初めて好きになったストーンズの曲、Let's Spend The Night Together(夜をぶっとばせ)や、今回の来日公演では初?のAngie .つくばにいた時に通っていたエアロビでノリノリで踊ったBrown Sugarあたり、聴けて嬉しかった。
そしてなんと言っても初めて知ったストーンズの曲、小学生の時だったが心底格好良いと思った
Satisfaction。何度もミックがステージ端のうちのブロック近くにやってくる!。まさに至福の時でした。

次の来日公演ではぜひまた札幌に来て欲しいなぁ~と思った。




至福の時~Rolling Stones 札幌初公演 2

2006-03-30 01:15:50 | ライブ
ネットで20時に始まるのは知っていたが、結局10分押しくらいで始まった。
突如暗転。
ビルのようなセットが巨大なイルミネーションと化す。新譜ビガー・バンのタイトルにふさわしく、爆発の映像と音が流れ、突然、ほんとに突然!。
キースが走り込み、Jumping Jack Flash が始まった!!。

凄く興奮した。やっぱ、違うわ…。すごいよ、ストーンズは。
何を今更、と言うなら言って下さい。

今回唯一不満だったのは、隣に座ったブタみたいなデブ!。
俺もデブなだけなら怒りません(狭いけど人のことは言えない…)。
このブタ野郎は始めから終わりまで、歌うでも踊るでも叫ぶでもなく、カメラを構えて休むことなく写真を撮り続けていたのだ!。ヒジが邪魔なことこの上ない。
ただのオタクかと思ったけど、どうやらプロだな。
反対側の隣が年季の入ったおばちゃんで、背が小さいので、あまり邪魔にならないように避けるとこのブタが邪魔になるのだ。
何度このブタ野郎をぶん殴って気絶させたくなったことか。実際足をちょっと蹴ったり頭をヒジでこずいたりしたが微動だにしなかった。わざとやるとやはり加減が入ってしまうのだ。
カメラを取り上げてぶん投げてやりたかったが…。

あまりにも休み知らずのブタに対し、「悪魔に捧げる歌」の間は怒りが頂点に達し、俺のヒジアタックも激しかったが、そんなこともどうでもよくなる演奏をストーンズはしてくれる。良い意味でアホになれる音楽だ。ひたすら楽しくノレる。ミックをはじめ、ストーンズのメンバーは素晴らしい!。

つづく…




至福の時~Rolling Stones 札幌初公演

2006-03-30 00:25:09 | ライブ
日本ツアー中のザ・ローリング・ストーンズ、とうとう札幌にやってきました。
セットリストは下記。

Rolling Stones Japan Tour 2006 at 札幌ドーム Setlist

1.Jumping Jack Flash
2.It's Only Rock And Roll
3.Let's Spend The Night Together
4.Oh No Not You Again
5.Angie
6.Rain Fall Down
7.Bitch
8.Midnight Rambler
9.Tumblin' Dice
10.This Place Is Empty
11.Happy
12.Miss You
13.Rough Justice
14.Start Me Up
15.Honky Tonk Woman
16.Sympathy for the devil
17.Paint It Black
18.Brown Sugar
encore
19.Can't Always Get What You Want
20.Satisfaction

19時開演時刻に前座のリッチー・コッツェン・バンドが登場。MR.BIGは学生時代周りの奴らみんなが聴いていて、聴かず嫌いだった。
しかし、ギター・ドラム・ベースの3人組、初めて聴いたがとても格好良かった。最後の曲がどっかで聞いたことある曲だった。日本の曲のカバー…と言ってガンダムがどうとか言ってたが確かにロボットアニメの主題歌だったはずの曲だ。ZZガンダムあたりだろうか?。すごくよかった(笑)。ドラムもめちゃうまだった。わずか30分で終わった。

このあとはいよいよストーンズ。前座が終わると思ったより席が埋まっていた。札幌事変のりあさんも来ていたが、ドームは広く、会えなかった(+_+)ビール飲みたかったっす(笑)。

開演前BGMで、デニス・ウィルソンが流れていた。知る人ぞ知るビーチ・ボーイズのメンバー(一番早く死んだ)。ちょっと感激でした。なぜなら、ストーンズのサ ポートとして一時期ビーチ・ボーイズのメンバーだったブロンディ・チャップリンがコーラスで参加しているのだ。一体誰の選曲だったのだろう。
他にもジョン・レノンのホワット・ユー・ガットやジョンが参加しているデビット・ボウイのフェイムが流れ、興奮が高まる。

つづく…