フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

週末の読書 LA LECTURE D'UN WEEK-END

2007-05-12 22:21:18 | 哲学

今日は、先日の Jean Staune 氏の本を読もうと外に出る。そして何気なく入った本屋で2つの本に手が伸びる。

  藤田正勝 「西田幾多郎 ― 生きることと哲学
  橋元淳一郎 「時間はどこで生まれるのか

本来の目的を諦め、カフェ二軒をはしごしてそれぞれの頭を読む。西田が次から次に自らに降りかかった不幸をもとに自らの思索を深めていった様子が語られている。その姿勢には 「真に生きる」 上で学ばなければならないことに溢れている。先日触れた Ernst Mayr ではないが、西田も退職後に多くの重要な仕事をしているようだ。

 「私は常に思う。我々の心の奥底から出た我国の思想界が構成せられるには、徒に他国の新たなる発展の跡を追うことなく、我々は先ずそれ等の思想の源泉となる大なる思想家の思想に沈潜してみなければならぬ、そしてその中から生きて出なければならぬ」 (西田)


橋元氏が扱っているテーマは、今までであれば全く興味を示さないものである。ところが最近、私の周りにあり、これまで何気なく通り過ぎていたことに興味が湧くようになっているためだろうか、手が出ていた。それと、この物理学者が感じている文系と理系の乖離、哲学と科学の乖離に対する違和感に共感のようなものもあったようだ。まだはじめの方ではあるが、わかりやすく解き明かそうという心が見えてどんどん入っていける。こちらの心も広がっているようだ。

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