兵庫県加西市の一乗寺を訪ねた。
西国33観音霊場第26番札所の一乗寺の開基とされる法道仙人は、
インドから紫の雲に乗って飛来したとされる伝説的人物である。
第25番の播州清水寺も法道仙人の開基とされている。
創建は何と、白雉元年(650年)と伝えられている。
あの有名な「大化の改新」の直後の時代で、実に1360余年も前。
この寺で有名なのは、何と言っても国宝の三重塔であろう。
日本全国で国宝に指定されている三重塔は僅か13基、その中の一基が
、この一乗寺のものだ。
特に、この寺の三重塔は、塔の屋根裏の銘から承安元年(1171年)の
建立と判明していて、建立年代の明らかな塔として日本でも珍しいとされている。
訪ねてみてもう一つの疑問が、寺の山門が見当たらない。
確か宗派は「天台宗」の筈なのだが・・?
拝観受け付けの婦人の方に、その疑問を聞いてみると、
「これより東と西にそれぞれ500m程の所に、小さいが寺の山門が東門・西門として
2つ在ります」との回答だった。早速、車で2つの山門を探しに行った、
幾ら小さい山門とは言え、これほど小さいとは驚いた。
これでは、車で走りながら探していては、見逃すのも無理はない。
ただ、かつては、東西両門に挟まれて1Km以上の地域が
境内であったと考えられるので、相当に広大な寺域を有する大寺であった事が偲ばれる。
小生が訪ねた初夏の頃、多くの西国札所巡礼の方たちが、白衣に菅笠、金剛杖の
いでたちで「ご朱印所」前で長蛇の列をつくっておられた。
西国33観音霊場第26番札所の一乗寺の開基とされる法道仙人は、
インドから紫の雲に乗って飛来したとされる伝説的人物である。
第25番の播州清水寺も法道仙人の開基とされている。
創建は何と、白雉元年(650年)と伝えられている。
あの有名な「大化の改新」の直後の時代で、実に1360余年も前。
この寺で有名なのは、何と言っても国宝の三重塔であろう。
日本全国で国宝に指定されている三重塔は僅か13基、その中の一基が
、この一乗寺のものだ。
特に、この寺の三重塔は、塔の屋根裏の銘から承安元年(1171年)の
建立と判明していて、建立年代の明らかな塔として日本でも珍しいとされている。
訪ねてみてもう一つの疑問が、寺の山門が見当たらない。
確か宗派は「天台宗」の筈なのだが・・?
拝観受け付けの婦人の方に、その疑問を聞いてみると、
「これより東と西にそれぞれ500m程の所に、小さいが寺の山門が東門・西門として
2つ在ります」との回答だった。早速、車で2つの山門を探しに行った、
幾ら小さい山門とは言え、これほど小さいとは驚いた。
これでは、車で走りながら探していては、見逃すのも無理はない。
ただ、かつては、東西両門に挟まれて1Km以上の地域が
境内であったと考えられるので、相当に広大な寺域を有する大寺であった事が偲ばれる。
小生が訪ねた初夏の頃、多くの西国札所巡礼の方たちが、白衣に菅笠、金剛杖の
いでたちで「ご朱印所」前で長蛇の列をつくっておられた。