○ Incredible POWER!「火事場の馬鹿力」という言葉。 わたしは違った意味での力仕事を経験した。

2016-10-25 23:35:24 | ♪PFK ASAP NEWS

2016-10-25 23:35:24 pathfinderk re-up versio.

 

2010-09-12 17:10:58 pathfinderk 

 

「火事場の馬鹿力」という言葉。 
火事になると、普段で考えられない力が出て、 
重いタンスなど1人で運び出すという意味。 

わたしは違った意味での力仕事を経験した。 
それはグランドピアノ運び屋だ。今から数年前家にグランドピアノを運びこんだ。グランドピアノを家におく人は一応にそのままピアノを運び入れてもいいのということを気にかける。 ヤマハの自社ホームページで、普通のグランドピアノの250kgはそのままで大丈夫ですよ。ただしコンサート用の500kgは考えてくださいと言っている。 
しかし、わたしは思った、日本でも100年くらいは持つ頑丈な100年住宅なら心配ないが、2×4のような木材の細い現代の住宅では 250kgを置くのは無理。それで1階のその場所の基礎に1トンの構造的に石と同じコンクリートを放りこんだ。

運び入れの当日、3、4人で来るのかな、と思っていたら小さな男性が2人だ。 2人とも160cm以下である。1人の人は85kgいやもう少し軽いかもしれない、もう1人の人は60kg。 軽い人はナビゲーターだ、ピアノに触らない、トラックから部屋までのコースを先導する。10mだ。運び人が250kgのグランドピアノを太い帯のようなもので抱っこする。狭いドア二ヵ所をナビゲーターの細い指ですり抜け、壁を背にして据え付かれた。アップライトは一般的に壁に向かって置く。グランドは音を部屋のまん中に向かうように配置する。そうすると美しい。 

この運び人はずぅーっと鼻歌を歌っている。鼻歌を歌うのは自分自身をリラックスさせるためであろう。もう1つ、剣の達人が人を斬るとき声をだす。つまり息を出して力を出す。この運び人もゆっくり声を出しながら考えられない力を出しているのであろう。


運び人の仕事にわたしはあっけに取られていた。 

この究極的プロフェッショナルなグランドピアノ運び人はいま日本に100人くらいいるそうである。

pathfinderk


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