伊丹空港に到着してみると9:30。
今回は荷物を限界まで吟味してリュックひとつで来た。
取材旅行では初めて一眼レフを置いてきた。
iPhoneとiPadで撮影をすますことになる。
空港からモノレールで蛍池、阪急宝塚線で梅田まで。
地下鉄で東梅田から谷町四丁目。
ほいほいと乗り継ぎがよく10時過ぎには着いた。
大阪城の風景はまず広大な水堀と屏風折れの高石垣から始まる。
そして土橋から大手門の桝形を入ると西の丸。
ここで特別拝観の案内をみつけた。
期間限定で千貫櫓と続きの多聞櫓、焔硝蔵の内部を公開しているという。
天守閣入場とセットで1200円。
千貫櫓とは大手門を守る付櫓のことで信長が本願寺を攻めたとき、そこからの鉄砲攻撃に苦しみ「あれを落とせば千貫やる」とふれたことから名づけられた。
大手口の桝形の上部を渡ることができ、上から槍だの石だので攻撃できる構造がよくわかっておもしろい。
千貫櫓の内部は小さな天守のような造りで武者走りのような構造になっている。
狹間から大手門
大手門多聞櫓の上部構造
狹間から土橋、横矢をかけやすい
千貫櫓内部
西の丸を奥まで進むと焔硝蔵。
総石造の平屋である。
大坂城の焔硝蔵は一度大爆発を起こし死者を出す大惨事となった。これに懲りた幕府は防火防湿に有利な石で作り直したのである。
内部は一本の通路になっていて通り抜けできる。
猛暑の外とは逆にひんやりとした空気が流れる。
おもしろい経験をした。
100名城のスタンプを押すために天守閣に入ろうとするとエレベータ待ちの列、ほとんどがアジアの観光客のようでやかましい。
案内所でスタンプを押し今回最大の仕事が終了。
天守閣内の史料は以前見たことがあるので軽く流して外に出た。
今日は間違いなく一日猛暑となろう。
大阪城公園駅までへろへろと歩いて行くと駅構内に豊臣時代の大坂城のジオラマがあった。
これは珍しい。
JRと近鉄乗り継ぎで葛井寺に向かう。
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