この「採決不存在」は、権力監視者としてのジャーナリズムや公共放送が問題視し続けないといけない重要問題だと思うが、継続的に問題視しているのは地方紙だけで、大手メディアもNHKも「既に終わった話」と見なしている。朝日新聞も問題視しない。
twitter.com/tasaki_kanagaw…
安保法制問題における朝日新聞の仕事ぶりは、いざという時にこの媒体が何の抵抗もする気がないことを露呈したと思う。毎日は独自の言葉で問題を指摘していたが、朝日は批判的内容はすべて外部の人間に語らせるだけで、独自の言葉が全然見当たらない。朝日新聞記者のツイートを見ると、他人事感に驚く。
@g_d_greenberg これはギャグのつもりでやっているんでしょうか?
ともか「きっとこれから、私たちを利用しようとする人たちが甘いことを言ってくれるだろうし、私たちを疎ましく思う人たちは、ありもしないことで私たちを叩くでしょう。様々な思惑や、憎悪が転がる道を、ただ前だけを向いて真っ直ぐに歩くこと、それがどれほど難しいことか、私はまだ知りません。」
ゆきの「9月16日、私は国会前で教育実習をした中学生たちに出会った。その時の授業で中学1年生に「戦争をするとお金が儲かるって聞いたことがあるよ」と言われたので、「じゃあ、誰が儲かるの?」と聞くと、ある子は「支配する側の人や、武器を売る人」と答えた。みんなわかってるんです。」
IWJから昨夜の街宣の映像が公開されました。
大阪・梅田ヨドバシカメラ前で街頭宣伝が行われた。福山哲郎・民主党参院議員、辰巳孝太郎・共産党参院議員らがゲストスピーカーとして登壇し、およそ4500人(主催者発表)が集まった。
iwj.co.jp/wj/open/archiv…
今日の梅田街宣凄いわ。
感動した。
これからやるべき事を例示してしまった。
民主だけだと100人。
SEALDsと民主と共産だと4500人すよ。
もう市民が何を期待してるかわかったでしょ?
百田発言きっかけに琉球新報のドキュメンタリー番組(日刊スポーツ)bit.ly/1FAxmNT 8月中旬に琉球新報さんの編集局へお邪魔した時、MBSのクルーが撮影している光景を見た。この番組やったんか。「27日深夜0時50分からMBSテレビ(関西ローカル)で放送」
「日本は間接民主制」「民意を表明する場はデモではない、選挙だ」など、まだ言っている人がいるが、そういう人は、民主主義が成熟した北欧や西欧諸国では日常的にデモが行われている現実には一切触れない。この種の「選挙万能論」が、戦後の日本では支配的で、ある種の「選挙信仰」を作り出してきた。
実際に選挙に行ったことのある人なら誰でも知っているが、選挙は単に「議員を選ぶ手続き」に過ぎず、個別の政策への賛否は意志表示できない。投票所でできるのは、選んだ議員一人と政党の名前を用紙に書くこと、オプションで最高裁判所の裁判官にバツをつけること。有権者にできるのは、ただそれだけ。
「議員を選ぶこと」と「政策に意志表示すること」は、両方とも有権者が持つ権利の一つだが、日本式民主主義の「選挙万能論」と「選挙信仰」は、前者の行動を行えば、自動的に「後者の権利も行使した」ことになるかのように錯覚させる。与えられた権利は「前者だけだ」と騙し、後者の権利を捨てさせる。
学生デモを冷笑的な言辞でいくら叩いても「単に議員を選ぶことしかできない」という選挙の制度的限界は何も解消しない。成熟した民主主義国で日常的に政策賛否のデモが行われ、市民が気軽に参加しているのは、そんな「選挙の制度的限界」を理解しているからだが、日本ではその瑕疵を巧妙に隠している。
一人に一票しか与えられない「選挙」で、あらゆる政治的な意志表示が可能であるかのような「選挙万能論」と「選挙信仰」を語る人は、市民の動向で政治が変化することを怖れる。大衆を愚民と見なす「権力者に都合のいい思考」に身を委ね、愚民より悪政の方がまだましだと諦観して、現状維持に手を貸す。
自分以外の大衆を「愚民」と見なす思考は、実際には自分自身をも「愚民」と分類して自分の持つ権利を自分でゴミ箱に捨てることに他ならないが、なぜか「錯覚の選民意識」でその道を選ぶ人が少なからずいる。戦争になれば使い捨てられる駒なのに、自分も作戦会議室にいるように錯覚して戦争を肯定する。
現在のパリ市長も総理大臣もスペイン出身。同じ社会党。大臣にはさらに様々な海外出身者がいる。文化大臣は韓国出身。こうやって外国出身者が普通に政府にいる事に日本人はびっくりするかもしれない。あまり報道もしなそう。 pic.twitter.com/Xi1CEaKVMV
MBS「なぜペンをとるのか~沖縄の新聞記者たち」沖縄でお会いした同社の方々への個人的な共感を差し引いても、良い番組だったと思う。SEなどは最低限で、淡々と日々の取材活動やそれを紙面に反映させる仕事を追う。オフレコ会見の重大な「県民蔑視発言」を、琉球新報だけが報じたが、その理由は…