八国山だより

ノーサイレントマジョリティ!ごまめの歯ぎしりといえど、おかしいと思うことはおかしいと自分の意思を発信しなければ

長崎市長射殺事件に思う

2007-04-22 14:58:37 | 未分類
広島の秋葉市長とともに核廃絶を強く求め続ける運動の両輪であった長崎伊藤市長の射殺事件、マスコミで伝えられる犯人のいう「市の対応に個人的な恨み」という犯行理由は児戯にも等しいいいわけのように聞こえ、真相は別のところにあるように思える。

保坂展人氏のどこどこ日記では、少年法改正でお互いの意見をすりあわせて折り合いがつけられるにもかかわらず十分な協議もせずに問答無用とばかりに強行採決したそうな。国民投票法案と米軍再編法案の強行採決に続いてのものでわずか1週間のうちに3回も強行採決とのよし。力の論理で何が何でも自分の思い通りにしたいらしい。

この長崎市長射殺事件もこれを理由に治安強化、ひいてはかつての治安維持法の復活を企図しているという趣旨の意見をネットで見かけた。

反戦な家づくりさんのところで、日本会議を媒介にした安倍晋三と長崎の事件の接点が語られていた。18人の安倍内閣のうち11人までが日本会議議連とのこと。

安倍晋三が直接指示したとか暗黙のサインを出したとか思わないが周囲が慮っていう可能性も考えられないことでもない。

改憲を目指す安倍晋三、それ自体が憲法99条(天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ)に違反すると思うのだが、改憲して日本をどこに導こうとしているのだろうか。