京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「消費期限きれの時間」

2015-03-16 09:17:55 | 時計修理

3月16日月曜日
今週水曜日は「彼岸の入り」
夜と昼の時間が一致する春分の日がやってくる。なんとなくうれしい。
この時期は食中毒にご注意!賞味期限に気をつけたい。

工房のポストには毎日のように紙ごみが入っている。四月の地方選挙が終わるまでうっとうしい季節。お花見の時期と重なるの選挙騒音にうんざりです。

売り出し中!消費期限はとっくに切れている岡田ジャスコ。「嘘の日」ポイント-2倍!
メルケルさんの身体をちょっと借りた嘘報道に朝日新聞も仲良く乗っかりました。

「嘘つきは民主党の始まり」の評判は確実に生きていました。
ドジョーから岡田まで嘘の伝統はしっかりと守られていますね~。

工房の周りのお店が岡田ジャスコグループだらけになってきた!
北大路ビブレやらグルメシティがジャスコ色に染まってきたのです。
特に自転車で5分のビブレがひどい!京都市営地下鉄が出来た時代にはかつてファッションビルだったそうだ。
リニューアルのたびに安売りバジェットゾーンが広がる。この時代の流れは残酷だ。ファサードには中国製の安物雑貨が並び足早に歩く人もまばらだ。

ジャスコで働いているパートさんたちがこれではかわいそうだ。
厳しい時間の流れの中でここも消えていくのでしょうか?

写真は1986年製セイコー・クオーツの名作!4130-9001
30年経過しても色あせない厚メッキはさすがです!
メッキがはがれるのに30年以上かかる大変な時計を買えた時代です。

もう一つの写真は現代の時計。売れればいい!3年で消費期限切れの時計です。
デザイン優先で防水機能無視のためホコリが文字盤の中まで入り込んでいます。
時計は動くのだが時刻が読めない一品。

化けの皮がはがれないようにがんばりましょう!
まもなく10時。開店の時間ですよ~!



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