京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のワニ君」

2019-10-20 09:17:01 | 時計修理

10月20日日曜日。なんとなく晴れかなぁ~?はっきりしないお天気が続きます。
明日21日は健康診断、集団検診の日なので午後二時から1時間ほどお休みします。
ところが例年このタイミングに合わせてカルティエ、ブルガリなど修理している間に健診時間が過ぎてしまう。
明日こそ早めに覚悟を決めていきます。

今夜はワールドカップ南アフリカ戦。
私もほかの部活から借り物ではあるがフルバック15番を背負って試合に出たことがある。
フォワードがよだれを出しながら突進してくる恐怖は今でも忘れられない恐怖体験。
今夜の15番山中さん、ルルーさんどうかグラウンドから生きて戻れるようご無事を祈っています。

逃げ足だけは早い!と自他ともに認める私です。
長崎高島炭鉱では広場で遊んでいるとヒロポン(覚せい剤)中毒で包丁をもって暴れるが出る。
炭鉱の労働時間は1から3番方まで8時間労働で24時間のフル操業していた時代です。
特にその中で深夜労働の3番方が子供たちにとって危ない。

日中は睡眠時間なので子供たちの遊び声がうるさく休めない。かまぼこ長屋には防音設備などない。
そこでいきなり「やかましかぁ~!」狂ったように叫んで飛び出してくるのが日常風景。
預かっていた障害のある子を先に背負って逃げる。
三つ子の魂100までということで以来逃げ足だけは早いのだ。
勤めていた会社がつぶれる前に逃げ出すのは恥ずかしいがとっとと逃げた。
危ない関西電力から即大阪ガスに切り替えた。

ラグビーの試合で一番困ったのが私はワニ君。足のサイズにあったスパイクがない。
ほとんど25センチ以上のサイズから選ぶ世界なので24センチでも指先が遊ぶようでは試合中に脱げてしまう。
最後は裸足でフォワードに向かうしかないのだ。クマに立ち向かうはだしのチワワでした。

昨日、北大路ビブレにトレッキングシューズを探しに行きました。不安だが二万円予算。
使っていた25センチのホーキンスはワニ君だが3年で水漏れが始まってしまう。
長崎への過酷な山登りお墓掃除、毎日一時間歩行の通勤などで使うのですぐに痛みました。
それでもよく持ったほうだ。

今度こそ足に合った靴を買う意気込みで行く。
ネット通販も調べたが24センチサイズはお化けのような世界、噂ではどこかにいるはず、見えるようで見つからない。
売場に一足だけあったのが24,5サイズ。見つけて値段を見ないで買うがなんと2150円。
64歳のオヤジのプライドを見事に破壊しました。
うれし恥ずかし2150円税込み2365円のトレッキングシューズで通勤します。

時計の場合ロレックス・サブマリーナは買えない。調整ゴマを全部抜いてもブカブカなのだ。
IWC・ポルトギーゼも無理で女性用のブレスレット風になってしまいます。
ワニ君は腕も細い。手だけやたらと大きいのも異様だ。

今日もグラウンドの一番後ろで仲間からはぐれてポツンと立っている15番のワニ君。
パタパタと南アフリカのフォワードにに立ち向かう私を想像しながら応援します。
前歯は欠けたし頭にハゲができたけどラグビーは面白かったね~!

明日は64歳の健康診断!どんな結果がでも勇気だけはなくさないで行こうと思う。





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