京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の開眼」

2018-10-05 09:17:10 | 時計修理

10月5日金曜日。先負
強い大げさ台風25号接近中! 京都は三連休、小売業の売上を破壊しながらやって来ます。
工房では15日遅く電池を発注した。
月二回時計用電池を発注するのだが9月は営業日数が半分近く落ち込んだので電池の在庫も減らない。
工房始まって以来の出来事でした。

修理工房なので過剰在庫はそれほど影響がない。在庫を抱える飲食店など大変でしょう。
週末台風「不要普及の外出は控えてください!」のアナウンスが憎たらしくなります。
今回は京都市内からだいぶそれそうなので大げさな危険情報ほど控えてほしいものです。

京都市内マスク姿が目立つようになりました。
気温差アレルギーもあるのでバス通勤ではマスクは必要です。冷えすぎに注意しない咳が止まらなくなります。
先日乗った九州新幹線は冷えすぎで咳が止まらない状態。車内のアナウンスも音量が大きく耳と喉がやられた。
 九州新幹線を利用する際にマスクと耳栓は必需品です。開眼!

時計業界に入った新人「目が開いたか?」と上司が心配します。生まれたばかりの赤ちゃんのネコや犬の目が見えてくると同じように使う。
今年の新人はそろそろ10月、遅刻もしだいになくなりビジネス社会で目が開くころか?

時計の仕事では最初は精密部品の0,1ミリの世界が全く見えないがそのうちに見えてくる。
部品をつかむピンセットも落とさなくなる。
また外国語など会話と同じであっという間に開眼するようにできる瞬間が来る。
じわじわと見えてくるのではなくあっという間に出来るのが不思議です。
チェロなどの楽器もスピカート、デタッシェなど難しい技術も目が覚めるように弾けるようになる事と同じでしょう。
開眼!苦労の後に必ず目が明きます。

誰でも通る道ですが私はいつも仲間内では最後に開眼!チェロの教本ウエルナーも3年以上掛かった。
フランス語のピンセットを英語でツイーザーと言われると違和感が残ります。
全国のカメさんたちに焦ることはないよ~!と伝えたい。
京都は雨。
じっくりと焦らないでトカゲをやっている間に台風は通り過ぎてくれるでしょう。
阪神タイガースもそのうちに優勝するよ~!
今日も7時まで営業します。のんびりお越しくださいね~。








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