京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「時間の検証」

2016-10-29 09:31:41 | 時計修理

10月29日先勝の土曜日。雨!
写真はカルティエ本物。本物と書かなければいけないほどコピー品が増加中です。
「韓国、中国人が作って日本人が買う」構造が定着しています。毎日のようにやってくるがお断りする技術も上手くなった。
ほとんどの人がばれないと信じているようだがあっさりと見破られておろおろとする光景が悲しい。プライドがないのか?と人格を否定してしまいそうになります。
本物のカルティエの文字盤には隠し文字がある。写真に写らないほど小さな文字がある。それですぐにばれるのだ。
これからのネット時代コピー品が減ることはないでしょう。

「京都時間の検証」
居酒屋の話題では「昔は親孝行、40年後に親不孝に変化する日本の時間」がでる。
偏差値の高い大学へ進むと社会に貢献できる!と当然のように指導された。
私たちは有名大学で入学できた息子が誇らしかった昭和の時代に育った。
それを盲信してきた親不孝モンが集まる。
自慢の息子は京都大学へ進み最先端医療に貢献するため東京で医者をやった結果、田舎で残された老いた母親はホームで寂しい一人暮らし。
「ホームの食事を一度でもいいから食べてみろ!食べながら涙が出てきた。とにかくまずいで!」
学費生活費を捻出するために遅くまで働いて無条件に自分の応援してくれた母親。
世界で一番大切な人の老後がこれほどみじめなものになるとは予想もしなかった。地元で就職した同級生がまぶしく見える。
ベチャベチャチャーハンのあとは誰もいない自宅に戻って自宅とお墓の掃除をするという。「王将のチャーハンと餃子をもって母親に会いに行く。お掃除帰省」社会なのだ。
定年後はお掃除帰省の引当金が必要なのでしょう。
東京が家族の拠点なので移住ができない。今後だれも住む予定のない自宅へ帰省する時間は足が重いね~。

「特養ホームの設備はきれい。看護師、ヘルパーの皆さんは優しく丁寧だ。ほんとに感激するほど自分の親でもないのに生涯をかけて献身的に働いていてひたすら頭が下がる。」
ただその親切の中で母親は独りぼっちだ。毎日くだらないテレビを見てまずい食事を食べる。
 テレビのドラマや地方の報道の明るい三世代の家族が朝には顔を合わせ食事をしている。このシーンを見ている母親はどんな気持ちなのか?これはレアケースなのか。

こんな映像を信じさせられ盲目的に満足している社会。
私たち鉄腕アトムの世代はこんな偽物の社会で満足するように仕組まれていたのか?
せめて京都では京町家を中心とした営みを見続けたいものです。
明日は日曜日。ちょっと一休みして工房に向かいます。










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