
毎日のようにご紹介している、緑豊かな散歩道の数々に恵まれたこの街に
暮らして28年が過ぎました。
数回の転居を経験した私たちにとって、1番長く暮らす街になりました。
都心からの距離を思うと、驚くほど長閑な雰囲気が残る静かな街です。
家から緑道まで歩く10分ほどの間に、家々のそれぞれの敷地内の樹々の中に
柿の木があることを知ることができるのは、色づく柿の姿が見える期間限定です。
柿の花は小さくて目立たないので、遠目には判り難いのですね。
そろそろ、柿の実が美しく見える季節も終わりそうです。
今日は、ご近所で実る柿の「


![]() | ![]() おしくらまんじゅう? |
![]() なっていた、その瞬間を目撃しましたよ。 1番色よく熟れている柿を素早く選ぶのですね。 シャッターチャンスと一瞬思いましたが、噂に聞く「仕返し」を されるのも怖いので...やめておきました。 | ![]() |
![]() | ![]() まるで誰かがデザインしたように葉に散る模様が印象的です。 少しモダンな図柄の帯のような... 紅葉した葉の色も柿色ですね |
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28年という月日は、私たちにとってはそれなりの長さを感じる年月ですが
御先祖代々暮らし続ける方たちから見れば、私たちは永遠の新参者です。
新参者扱いされる...そのように感じることは滅多にありません。
ここ10年ほどは、皆無ですね。
むしろ最近感じることは、私よりもっとご高齢の方たちが、私に話しかけて
下さる時に、「お若い方はもしかしたら、ご存知ないかもしれないけれど...」
異口同音に、そうおっしゃって下さるその口調が優しく温かいことです。
その温かい言葉の後には、ご自分の暮らす街や周辺の歴史を含め、まさに私が「ご存知ない」
興味深い情報が、たっぷりと盛り込まれています。
私は、とりあえず自分はご覧のとおりに既に若くはないことをお話することは省いて、
興味深いお話の続きに耳を傾けます。
そして、程よい頃合いでお上手にお話を切り上げて、「たまにお若い方とお話できると気分が
晴れ晴れしますから、またお相手をしてくださいね。」などとおっしゃって微笑みを残して
立ち去って行くような方たちが住む街なのです。
その後ろ姿を見送りながら、もうとっくに若くはなくなっている自分のことをお話することを忘れたことに気づく私です。
まだもう少し残された人生の指針としたくなるような方たちと出会える「我が街」のお話です。

新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...






柿の木・・・横浜に居た頃は
まず目にしたことはありませんでした
埼玉の今の地に越してきて 我が家も
Passyさんとあまり変わらないくらいの年月、
30年が過ぎました
そして、このあたりの「地」の方たちのお宅には
ほぼ、柿の木があって、同じように期間限定で
橙色の実が「たわわ」となっています
「私たちは永遠の新参者」・・
でも、Passyさんのお人柄で、優しい町の方たちは
優しいPassyさんを見つけてくださったのですね
私は(我が家は)あまり町に溶け込もうとしなかったせいか
私は「地」の方々との交流がほとんどありません
私が話しをする人は、後から入ってきた
同じく新参者の方たちばかりです
これはどういうことなのだろうか、と
Passyさんの記事を読みながら思いました
ちょっと羨ましい気持ちも混ざりながら・・
先日のコメントのお返事で
息子のことを書いてくださってありがとうございます
PassyさんはPCの先生なのですね!
同じ町に住んでいたら是非教えていただきたかったです
息子と同じような生徒さん、頑張っていらっしゃるのですね
そういう先輩の話は勇気が出ます
何が息子のためにできるのか、
「焦らずゆっくり」と思っていた昔から時が経ち、
年齢も重ね、少し焦りも出てきていますが
情報収集しながら考えていきたいと思います
Passyさん、ありがとうございます
ジュリアさんが、私の一存で息子さんのことに触れたことを前向きに捉えてくださったようで少しほっとしました。
ジュリアさんに前々から、できれば機会を見つけて、お話したいと思っていたので。
でも、それは私の勝手な気持ちで、踏み込み過ぎたのではと不安になりました。
ジュリアさんのコメントを拝見して、少し安心できましたよ。
ジュリアさんの「分かって欲しい、知って欲しい」の言葉は私の心の中で、いつも響いています。
私は、ジュリアさんの息子さんの10数年後20年後の様子を勝手に想像して、
いつも私にたくさんの「なるほど」を与えてくれる方のことをジュリアさんにお話したくなるのです。
人間同士ですから、当然相性のようなものの問題もあるのでしょうね。
私とその方は、初対面の瞬間からお互いに何か通じ合うものを感じたことが、後日判明したのですよ。
ですから、その方のことを気難しいとか理屈っぽいとか、おっしゃる方もいますが
私はそのように感じたことはありません。
会話のキャッチボールは、いつも愉しく進行していますよ。
数年前に私は現役を引退して、それからはボランティアとしての活動に移行していきました。
病を得て、コロナ禍と重なり、2年ほどはお休みしていますが。
非力ですが、いつも心から応援しています。
ジュリアさん、こちらこそどうもありがとうございます。